紙の本
デザインって何？日常から深く問う一級本。
2003/09/15 19:04
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投稿者：てんとう虫号 - この投稿者のレビュー一覧を見る
トイレットペーパー、ゴキブリホイホイ、ティーバッグ。まさに“日常”をめぐるモノたちを題材に、“デザイン”とは何かを問う企画。例えば、「だんご３兄弟」の佐藤雅彦×出入国スタンプ、「ペプシマン」の大貫卓也×タバコのパッケージ、トンパ文字の浅葉克巳×郵便切手・消印−−多くの人には、今もっともトンガった仕事をしている、と受け止められているであろう一流クリエイターたちが真摯にモノと向き合い、生活と向き合う“デザイン”の作業が、説得力をもつ。
どのデザインも、洗練され、実用性をとことんまで突き詰められ、そして美しく、楽しい。クリエイターの仕事としての“デザイン”への問いかけであると同時に、なぜこういったデザインが製品化されていないのか考えると、デザインというものに対する、日本の企業ひいては社会に向けての鋭い問題提起になっていることにも気づかされる。
私は特に、限りなく汎用性をもつ田中一光デザインのゆうパックの梱包（＋シンプルな送り状がすばらしい！）、日本独特の習慣ゆえにその美学と楽しさをめいっぱいに詰め込んだ永井和正デザインの年賀状に夢中になってしまった。
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既に世の中に出回っている日常的なモノを、いろんなジャンルの人達がもう一度デザインし直してみる「RE DESIGN」。
再構築され、出来上がったモノはどれも魅力的なモノばかりで、実際に製品化されたら良いのに。って思う。大学の時の恩師が参加してました。
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原研也の、ですよねぇ。っていう美しい本です。近頃大流行のり・デザインってやつです。
これがまたとってもよくて、途中に入っているTALKという原さんと、他のデザイナーが話してる部分は、とてもとても勉強になります。
リ・デザインとしては、坂茂氏のトイレットペーパーが一品でした。
しっかりと実用化のための考えが入り込んでいて、ただ、芯を四角に変えるだけ。だけど、それで、トイレットペーパーを使うときにからから余計に音が出るようになっている。
そして、使う量を減らせるのです！それから、四角いから、無駄なく積み込める。輸送費的にもいんじゃない？なにより、実用化に向けて、今まで使っている機械で作れるようになっているのが素晴らしい。
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デザイン。斬新な見方。目におもしろく、使いよい。既存のものに囚われないことが大事。しかしそう簡単ではないんだよなぁ。。
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日常的に使用するモノをデザインしなおすRE DESIGNの本。一流のデザイナー・建築家達の広く深い思考にただただ脱帽。特に興味を惹かれたのが「０歳児の絵本」。これが実際に出ていれば是非欲しい。
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紙の無限性を知った。紙って実は五感で感じ取れるものなんだね。奥深いや。TAKEOペーパーショウ行きたいなぁー。
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ひさしぶりに、ドキドキしながらページをめくった本。
日常生活にかかせない物（トイレットペーパーとか切手、ゴキブリホイホイw）を
デザインの最先端を走るデザイナー達がREDESIGNしています。
見るだけでも楽しいですが
デザインとは何か？を考えさせてくれる本でした。
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大きさ、デザイン、手触り、どれをとっても好き。
内容も何回も読み直してしまう。
アイデア+デザインがどれだけ素晴らしいか、おもしろいか、楽しいのかがわかる。
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デザインとはなにか。
やはりそれは単に見た目をかっこよくするというのではなくて、
解決するということなんだということをつくづく感じさせてくれる。というかわかりやすく提示してくれている。
それに、クリエイターさんの見出す切り口や視点って本当に勉強になる。
ぱらぱら見ているだけでも良い。
発想が単に奇抜なだけじゃだめなんだもんなぁ。。。
個人的に最近、
アイデア出しと、それを実現化し一種のビジネスのようなものへ落とし込む、というところのあいだで
いろいろ悩む機会があったという背景があり、、
「そーか、あれもデザインなんだよな」となぜか原点に立ち返れた気になった。
そうしてちょっと頭をやわらかくしてみたら、ちょっといい方向性が見えてきて。
このタイミングに読めて良かったです。
コンサルティングとデザインってなんか似てる。
でもデザインのほうがやわらかい感じがして、わたしは好きだなーとか思った。特に意味は無いけれど。
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デザインって、形になったものの後ろにこれほどの思索の世界があるんだな〜、ということをつくづく感じた一冊。
デザイナーさんが、色ひとつ配置ひとつにこだわるわけだ。
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かみさんに誕生日なので買ってもらった
いろいろな日常品をRE DESIGNしている
一流クリエーター達が「コンセプト」を考える過程が
非常に参考になる
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以前原研哉さんの「デザインのデザイン」を読んだことがあるので、それと2〜3割内容の重複がありました。が、やはり刺激となるような本だった。
一番好きだったのは、原田宗典さんの色の名前。17歳の三原色(告白・放課後・試験)、人生の三原色(戯れ・過ち・祈り)、山男の三原色(ヤッホー・ヨロレイヒー・チョモランマ)、その他の三原色(他人の赤・だいたいだいだい色・危機黄)。
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現状の商品を、最前線で活躍しているデザイナーが新たにデザインするとどうなるか、というテーマで作られた本です。最初に私達が見慣れた商品の写真があり、ページをめくると新たにデザインされた写真が載っています。
さすが著名なデザイナーだけあってどの商品もおもしろい！どんなに冴えないものでも、見事に優れたデザインの商品にしてしまう。
ゴキブリホイホイがスタイリッシュになってるのを見た時は感動して逆に笑ってしまいました＾＾。中に写っているゴキブリでさえ綺麗に見えてしまった(笑)。
ほんとページをめくるたびに
「ああーこうなるかー。そうきたかー」
と感嘆してしまう１冊です。
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日常にあるものをデザインしなおすRE DESIGN。
写真は見ていて楽しい、発想がとても面白い。勉強になります。
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今年の教員採用試験に坂茂のトイレットペーパーが出題されてた。高校生の時に高くて、ドキドキしながら買った本です。何気に衝撃的だったから良く覚えてて、きっと模範解答が書けてるはず。
