紙の本
ぬけがら
2017/05/31 23:10
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投稿者:たま - この投稿者のレビュー一覧を見る
カッパの抜け殻なんて、ものがあるんですね。てか、ありそう!なんか、夢があって、また、来年、そのあとは?と、想像できるのもいい。楽しく読み聞かせできました。子供の反応よかったです。
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ナンデこの本を借りヨウと思ったのかは忘れたケド、楽しかった本。
コレを読んでる頃、プールの授業がイヤで仕方ナカッタガッチュが、水の中も魅力的ラシイ…と、なんとなく感じてたんじゃナイかと思う本。
おれもぬけがらホシイなー、トカ言ってたのが、なんか妙にホホエマシかったデス。
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図書館で借りて読みました
95ページ
中学年程度の漢字に振り仮名付き(簡単な漢字が平仮名なこともある)
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コミカルに描かれているので、可愛いし面白いんですが、深刻に書けば、かなり可哀そうな、河童のお話。
お話は、
河童に引き込まれた男の子が、河童の抜け殻を着て、河童と暮らす。
夏が過ぎて、温かいものを食べたいと言い出した、男の子を人の世界に戻す。
また夏が来たら、遊びに来るから、と言っていた通り、次の年の夏に男の子は遊びに来たけど、
一年で大きくなった男の子は去年持って帰った河童の抜け殻を着る事が出来なくて、河童に会いに行けません。
それを陰で見ていた河童も、百年に一度しか、脱皮しないので、また百年後か、と、池に帰って行く。
成長の早い人間と、殆ど変わらない河童。妖怪ものの定番ですね。
これって、大抵ものがなしかったり、悲恋だったりするんですけど、
小さいお子様向きな、本なので、最初に描いた通り、からっとして、コミカルに書かれてます。
でも、やっぱりちょっと寂しいですね。
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名古屋の中村にも河童の伝説がある。
笈瀬(おいせ)のかっぱ、と言う。
むかしは川だったところは、いまは道路で、
笈瀬通りとなって、かっぱ商店街となっている。
お正月に、その商店街のお寿司屋さんで、
ごちそうを、いただいた・・・
って言うわけで、
『かっぱのぬけがら』の本である。
不思議なお話だ。
ひと夏の少年と河童の物語である。
少年はナマズを釣ろうとして、
水の中に落ちる。そこから話が始まる・・・
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かっぱの抜け殻をきてかっぱになって一夏かっぱになって暮らします。
かっぱの暮らしはなんてすてきなんだろうって思いました。
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カッパのお話は好きな本が多いけど、これはそこまでいいと思えなかった。
一人ぼっちで暮らしているカッパが人間の子どもを引きずり込んで仲間にして楽しく暮らしていたけど、人間の子どもは現実の世界に戻ってしまった、と、設定などは悪くないと思うのだけど、なかがわちひろさんの絵にあまり悲壮感がないせいか…
カッパに名前があったほうが、感情移入できたかなあ。
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かっぱの抜け殻をきてかっぱになって過ごす男の子。でもやっぱり帰りたくなっちゃって。無邪気だけど残酷。かっぱは友だちが欲しかったのかもしれないな。
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いいおはなしでした。
男の子がかっぱになるおはなしですが、
最後に人間に戻ってしまいます。
最後のかっぱの気持ちは悲しかったのでしょうか。
かっぱがまた1人になってしまいました。
あと九九年待てばいいのですが、
あと九九年たったらもう男の子は死んでいるかも
しれません。
そうなったらまた新しい子が来てくれたらいいですね。
最後のかっぱのセリフが心に残ります。
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登場人物:ゲンタ(男の子)、カッパ
場所:川の中
朗読:ゲンタがカッパになるまで10分
ある夏の日、川に落ちたゲンタはカッパに捕まってしまう。時代の流れで一匹になってしまったカッパに同情したゲンタは、カッパの抜け殻を着てカッパになる。カッパとともに相撲を取ったり海まで泳いだりと楽しく過ごしたが、台風が通り過ぎた後で流れたきたゴミを見ているうちに、ゲンタは人間に戻りたくなる。ゲンタに、カッパは小さくたたんだ抜け殻を渡すが、翌年の夏には、もうゲンタにはその抜け殻は合わなくなっていた。カッパは人間の成長の早さに驚き、川の底へと消えていく。
本文のほかに、漫画のような挿絵に、台詞がついている。ひょうひょうとしてユーモアのある中に、わずかな不気味さがただよい、奇妙な読後感がある。
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「夏の川で、ゲンタはカッパの網にかかってしまいます。川の奥の世界までつれていかれると、ふんぞりかえっていばっているカッパが1匹。おそろしいのか、ひょうきんなのか、いじわるなのか、やさしいのか、よくわからないカッパです。仲間が次々にいなくなって、今は一人きりだとしょげているので、ゲンタはしばらくカッパといっしょにくらすことにしました。カッパのくらしは、けっこう楽しい。このまま、ずっとカッパでいようかな、と思ったりもするのですが…。」
(なかがわちひろHPより抜粋)
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2.3年。水の中でカッパに捕まえられたケンタ。カッパのいろんな話を聞いたり、カッパにさせられたりしながら2人の絆は深まっていく。
怖い話?あれ、河童との掛け合いの楽しい話?あらら、カッパとの冒険?なんて、どんどん楽しい世界に連れて行ってくれたと思ったら、ラストはちょっぴり切なく誇らしい子どもの成長を描いている。