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山里にダムがくる みんなのレビュー

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.3

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紙の本

ダムの底に沈みゆく村々を訪ね,そこに生きる人々の暮らしを文章と写真でつづるノンフィクション

2000/10/06 15:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 筆者は言う。「少なくとも私が子どものころまでは,ダムは発展の象徴だった」。その著者が写真家・大西暢夫氏のひとことから,村がまるごとダムに沈む,容赦ない過酷な現実を体験することで,ダムへの旅を始める。まさに一期一会によって,ひとりの人間の新しい人生観が生まれ,社会観もやがて大きく変質していく。
 この書は,社会の不当な歪みのなかで生きる山の民の人間ドキュメントである。著者は,全国8カ所のダム,やがて無機質なコンクリートに無造作に飲みこまれる山村をたずねる。そこに生まれ,育ち,暮らし続ける村民に会い,汚れない眼で故郷への想いのたけを語る声を,ていねいにすくいあげる。
 8カ所の山里は,それぞれ立地条件が違うこともあって,風俗習慣,生活環境も異なってはいるが,共通していえることは,著者も憤っているように「人間は生きたいように生きるのと同じで,川も流れたいように流れているのを力づくでなぜ止める。周辺に生きる命と共に」である。大型公共事業への警鐘の音が,静かだが心にしみいるような清々しい好編である。
(C) ブックレビュー社 2000

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2011/09/11 00:46

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2014/12/03 11:29

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2015/11/03 14:49

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2021/09/08 10:08

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