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紙の本
最新の国際軍事情勢を背景に,日本の軍備・防衛の実際をデータ的にまとめた防衛問題の教科書
2000/07/17 09:17
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在の「防衛」に対する国民感情を決定づけているのは,おそらく,かつての安全保障論議であろう。しかし,「アンポ」はイデオロギーに立脚した抽象的な憲法論でしかなく,日本の国防の本質とは実質無関係な論議だった。それはそれで必要な過程ではあったにせよ,55年体制が崩壊し,北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン」が日本の頭上を跨いでいく今日,国民ひとりひとりが「防衛」の実際に対する現実的な認識を迫られているといってもいいだろう。突きつけられた現実の前では,もはや軍備アレルギー的な感情論は通用しない。
本書は,日本の防衛の現実について,ごくごく基本的なことを項目を立ててまとめた,「防衛の教科書」ともいうべきものである。自衛隊の活動のガイドライン,組織構造はもちろんのこと,背景となる国際軍事情勢まで,最新情報を押さえつつ紹介。軍備の是非を問う以前に必要な,基本中の基本といえるデータばかりがシンプルに整理された形で収録されている。
(C) ブックレビュー社 2000
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