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[ 内容 ]
西暦2000年、世界は本格的な「プロパテント時代」に突入した!アメリカが80年代の莫大な貿易赤字から脱出できたのは、まさにこの「プロパテント(特許重視)政策」による。
対する日本は、日米企業間の特許訴訟にことごとく敗れ、何百億円という巨額の和解金を支払い、撤退を余儀なくされている―。
本書は特許の基本的知識から国際戦争の凄絶な舞台裏まで、二十一世紀経済戦略の新しい局面をわかりやすく解説したものである。
[ 目次 ]
序章 いまなぜ特許が問題なのか(誰のための特許か? 真の発明者は誰だ? ほか)
第1章 特許制度の誕生―「独占」と「革新」は両立するか?(ルネッサンスに誕生した特許制度とガリレオの懇願 イギリス産業革命の原動力となった近代特許制度 ほか)
第2章 日米特許戦争の勝者と敗者―真の発明者は誰だ?(日本人と特許権 日米特許戦争の勃発 ほか)
第3章 プロパテント時代の傾向と対策―誰のための特許か?(アメリカのプロパテント政策の真意 潜水艦特許と物質特許の波紋 ほか)
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