ふるいけおんがくかい みんなのレビュー

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投稿者：大網さん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

古池に蛙やカニ、カメ、カマキリなどが集まり音楽会を開きます。
明るい色調で描かれた背景、明るい表情で描かれた動物達は子供達に理解しやすいようですが、なにより喜ぶのは、「ちゃかちゃか、くわっくわっ、ずんずんずかずか」というように楽器のリズムが言葉で表されていることです。読む方は大変ですが（毎回読むごとに曲が変わってしまいますが）、聞いている子供たちは大喜びです。

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投稿者：かれん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「ふるいけ　おんがくかい」の練習をしていたカエルの兄弟、ちかつん　と　ぐずびん。
川から、誰かの悲鳴を聞こえます。
それは、遠足が雨になったから、子どもたちに捨てられた　てるてる坊主たちでした。。

カエルの兄弟に助けられ、一緒に「ふるいけ　おんがくかい」へ参加することになったてるてる坊主たち。
のんびり、ゆっくり、カタツムリの背中にのり、音楽会へ向かいます。

雨ばっかりで退屈な梅雨の日、池では、こんな楽しい事をしているよ。
雨だからって、テレビやゲームばかりで遊んでいないで、
僕たちと一緒に歌おうよ…　ちかつんとぐずびんは　そう訴えているように思います。

音楽会が始まり、皆は緊張して、なかなか上手く演奏が出来ません。
かめばあさんの演奏では、あまりにゆっくりな曲で、皆寝てしまうし…それに突然の雨。
でも、てるてる坊主の綺麗な歌声が響き渡ると、今までの嵐は嘘のよう。

てるてる坊主たちの愛らしい表情に、読者まで心に晴れ間が見えてきそうです。
雨の多い梅雨の時期のこの絵本をどうぞ。