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紙の本
大人になるってとても大変なこと。
2000/09/05 08:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
春の夜明け、カマキリの卵のうから、162ひきにカマキリの赤ちゃんが生まれました。
見事に162ひき、1匹ずつ丁寧に描かれています。
それに、どれ一つ同じカマキリがいない。絵本とは言えない精密さです。
生まれたばかりのカマキリの子どもたちには沢山に天敵がいます。
アリやカエルに食べられたり、残念なことに次の日には、半分の数に減ってしまいました。
春の終わり、夏のはじめ…カマキリたちの数はどんどん減ってしまいます。
この夏、カマキリを何匹か見つけました。
大人のカマキリになるには、沢山の敵から逃れ、そして、何度も
脱皮を繰り返し、そして、よくやく大人になります。
一つの卵のうから沢山のカマキリが生まれても、大人になるのは、ほんの数匹です。
天敵の一つに、子どもたちも入るかもしれません。
カマキリを捕まえようとしている君…ちょっと待って。
紙の本
一体何枚スケッチしたの?と驚かずにはいられない!
2002/03/24 21:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぐりぐら - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度かかがくのともを読んでいましたが、この本の緻密さに感動して即、定期購読を申し込んでしまいました。表紙には“ん? 何か用”と、いわんばかりのカマキリにしてはちょっと間抜けな表情。卵から孵ったカマキリが、二ページの見開きを使って162にコマ割された四角のなかに、一匹ずつ違った動きで丁寧に描かれています。
次の日には162匹いたカマキリが、62匹しか生きられなかったのです。それを幼い子にもわかりやすいように、前と同じコマ割にして、死んでしまったカマキリの欄は空白にしています。視覚効果ってすごいですよ。ページをめくるごとに、自然淘汰によって兄弟はへっていきます。夏を迎える頃にはたったの4匹になってしまいました。ひよわだったうまれたての頃に比べて、すっかり風格も出てきて風格すらも漂ってきます。
カマキリの子供は何回脱皮するかご存知ですか? そして、最後に残った一匹はオス、メスどちらでしょう? 読んでからのお楽しみ…と、いうことで。
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