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紙の本
名作家
2003/04/24 21:34
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投稿者:風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アンドレ・ジッド(アンドレ・ジイド)
文学に興味のある方ならまずこの名前を知らない者は居ない。
もし興味があるのに知らないならば恥じるべきである。
それほど彼の書くものは優れている。
法王庁の抜穴、狭き門など数々の名作を遺している。
法王庁の抜穴などは二人の主人公を中心に話が繰り広げられ
交互に視点をかえるという大胆な手法をとっている。
これは最後に近接の原理といわれる小説の技法を使わんとするためになっている
構成であり、小説にでてくるものは描写されれば内容に関係するという
いわば当り前であるが昔には考えられていたものではなかったものである。
有名なネバーエンディングストーリーなども法王庁の抜穴の
パクリといわれることもしばしばあるほどのものだ。
後世に語継がれ、真似されるほどの物をまず自分から始めるということは
世界的にみてもごく一握りのものしかできないことであり
そう考えてもこの著者は素晴らしい。
読書家のかたは是が非でも入手されたし。
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