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知的生産の技術 みんなのレビュー

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みんなのレビュー302件

みんなの評価3.9

評価内訳

302 件中 1 件~ 15 件を表示

古さを感じさせない1冊

2000/10/13 16:43

13人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:dakara - この投稿者のレビュー一覧を見る

 言わずと知れた「京大式カード」による知的生産法を世に知らしめた1冊です。いま手元にあるこの本を見ると、初版第1刷が1969年になっています。いまから30年以上も前ということになります。確かにいまの技術から見ると「笑える」ような話も出ていますが(カナモジ・タイプライターのはなしなど)、決して古さを感じない、すごい本です。学校では知識の教育はするけれども、じゃあ知識をいかにして身につけるか、という「ハウツー」のことは一切教えてくれない、という問題意識から本書はスタートします。そしておなじみの京大式カードやこざね法などの解説があります。また読書や手紙、文章の書き方など知的生産にかかわるあらゆることの方法が綴られています。大学時代にはじめて出会いましたが、いまでも愛読書で1年に1回は目を通すようにしています。そして毎回、新しい発見がある本です。

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文章の問題は、情報工学の問題としてかんがえたほうがいい

2004/05/02 18:48

8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:k-kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

言わずもがなの天下の名著である。しかし、さすがにハード面では違和感を感じるようになった。本文中で繰り返し言及される「カード」方式にしても、パソコン全盛の現代では、すでに陳腐化しているかもしれない。もっとも、ハードは日進月歩である。シート・フィルム状の液晶ディスプレイも既に試作に成功していると聞いている。近い将来には、完全に電子化された「京大型カード」の実現も夢ではないだろう。

一方、ソフト面の提言はちっとも古くはない。「情報」という切り口で、人間の知的活動をとらえているからであろう。情報というのは、知恵、思想、かんがえ、報道、叙述など、ひろく解釈していいという。知的生産というのは、頭をはたらかせて、あたらしいことがら——情報——を、ひとにわかるかたちで提出すること。文章をかくというのは、情報伝達行動である。文章の問題は、情報工学の問題としてかんがえたほうがいいのではないかと。

再読して、文章のわかりやすさに改めて感心した。例えば、自身の提案する文章法に「こざね法」というのがある。名刺サイズの小さな紙きれ(こざね)に、みじかい文章をどんどんかいてゆき、つながりのある紙きれをいっしょにならべ、端をかさねてホッチキスでとめる。こうして一つの思想/文章をまとめる方法である。これをこう説明する。

「こざね法というのは、いわば、頭のなかのうごきを、紙きれのかたちで、そとにとりだしたものだということができる。それはちょうど、ソロバンのようなものである。ソロバンによる計算法は、けっきょくは暗算なのだが、頭のなかのうごきを、頭のそとでシミュレートしてみせるのが、ソロバンの玉である。こざね法は思想のソロバン術で、一枚一枚のこざねは、ソロバン玉にあたる」

実にわかりやすい、具体的イメージがすぐ浮かんでくる文章ではないか。

ほかの読書ノートもどうぞこちらです

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時代を経ても大事な要素

2020/06/19 20:01

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ファイリングの話から原稿用紙、最後には文章の書き方に至る迄、実に興味深く記されています。文体に平仮名表記が多く、特徴的だなと感じて読み進めていくと、タイプライターの話の後にそれに関する記述がしっかりとありました。
 現代に於いてはパソコン(ひと昔前ならワープロ)があり、本書にあるようなジレンマは幾分解消されるのでしょうが、やはり本書での内容は身につまされるものです。

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現代にも通じるメソッド

2017/03/05 10:05

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:take4 - この投稿者のレビュー一覧を見る

知的生産=知識習得、勉強方法だけとは限らないが、
パソコンのない時代に先人がどのような工夫をして
「知的生産」の技術を高めていったのか、その過程を非常に興味深く読み進めることができた。
もっと早く自分が学生時代にこの本と出会っていたらもっと効率よく勉強出来たかもしれないと思いながら、自分の子供にすすめてみたいと思う。

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古い本ですがすごく参考になりました。

2022/02/10 20:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ともわい - この投稿者のレビュー一覧を見る

古い本なのでどうなのかな?とずっと思っていました。
読んでみてもっと早く読んでいればと感じました。

確かに一部今となっては古い話もありましたが、どれも参考になる話ばかりでとてもよかったです。

記録を残すことは重要なことだとは、実感していたのですが、なかなかメモ等上手く残すことが出来ていなかったので、この本の内容を参考に自分なりの良い方法見つけていきたいと思います。

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古典から学ぶものもある

2001/05/31 17:39

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アキト - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者は文具店で良く見る「京大式カード」の生みの親。本書では手帳/ノート/メモ/カード/スクラップ/書類整理/文章構成法などについて幅広く問題提起している。
 手帳/ノート/カードの比較や「一葉一項目」といったコツ、さらには「情報化社会」「情報の規格化」への考察など内容は多岐にわたる。情報をめぐるめまぐるしい変化の中で、非常に古いもの。だから、これをこのまま現状に当てはめる事は危険。でも、個々の考え方の中には現在でも十二分に通ずるものがある。
 そういう意味では、まさに「古典」。
 学問であれ何であれ、情報を生産しようという人にオススメです。

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著者の人も書いているとおり

2021/04/17 22:58

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TORA - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の人も書いているとおり、
一つ一つは目からウロコ、というものではなく、
途中で読むのを辞めようかと思いました。

が、結果最後まで読んで良かったと思います。

残り5%くらいの部分ですが、
日々記録をとった自分の中のキーワードや思考を
まとめ、文章化する方法が提示されており
とても参考になりました。
近いうちに試してみたいと思います。

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知的生産について形は違えど今でも必要な方法を示してくれている

2021/02/12 13:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本が書かれて50年がコンピューターやスマートフォンが発達している今学校などから配られる資料やパンフレットといったものは未だに存在し続けている、しかしそれらについて整理することは未だに体系化されていないようにおもう。
 この本のファイルによる整理は現代でも活かせるように感じた。
 しかも現代ではスマホで写真を撮って資料がかさばることなくPDFなどに形式化して整理することができる、さらに機種変更を行ってもクラウドで情報を簡単に移行できるためひじょうにべんりである。
 しかし、スマホで知的生産すべてができる状態にはまだなっていないように、わたしはおもう。
 なぜならスマホでは思いついたことを蓄積するのには最適だがそれらを一挙に確認してならびかえたりするのは不得意なだからだ。
 そこに関してはAR、VR、MRといった仮想現実が本格的に登場するまでまだ時間がかかりそうであろう。
 だから何十年も変わらないであろう紙やカードといったものはまだまだ必要であるように感じ、この本の京大式カードはマネしてみたい。
さらに著者のすばらしいところはこの方法が活かされた多くの書が論理的でありさらに未来について書かれている本は非常に近いことを予見していることである。
 これらにはこの本のこざね法といったものが使われており、私もこの文章を書くのに使っているが非常に便利だ。
 知的生産について形は違えど今でも必要な方法を示してくれているのが本書だ。

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2004/10/23 02:28

投稿元:ブクログ

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2005/04/24 10:30

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2006/04/11 15:53

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2006/05/01 00:42

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2006/08/15 23:29

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2006/06/13 00:26

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2006/10/06 00:18

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