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”マザーグースのうた”という本を知っていますか?
短い歌が沢山載っています、覚えられるような単純なものから 想像するとすこし怖いものまで
さまざま うたといってますが 実際 歌うような”うた”ではなく。
じゅんぐりに同じフレーズの言葉がテンポよくでてくるので うたのような気がするだけです。
読んでいると 勝手な節回しで歌いそうになる そんな本です。
おいらの文章は できるだけわかりやすく、簡単な言葉を使う事に重点を置いてます。
自分の知識の有る無しを 難しい言葉で隠して
自分がいかに頭が良いと見せかける事が嫌だからなんです
頭が良くても悪くても それが自分なんだから 隠すような事はしないし
頭が良いフリなんてしたくもない 疲れるから。(笑)
また おいらは単純なくりかえしや くちずさめるようなフレーズを使う事が 文章でも私生活でも多いのだけど
これは 言葉遊びが好きだからなんだけど、
まぁ ふたつとも言えるのは すくなからずマザーグースの影響であろうと思う。
言葉とは伝えかた次第で どうにでも取れるものだ
相手が興味を持つか持たないか
それも 伝えかただと思う
通じなければ 伝えたことにはならない
だから おいらは単純な言葉を選ぶ。
慎重にえらぶ。
絵でマザーグースの世界を描きすぎると壊れてしまうので
モノトーンの掘内誠一さんの挿し絵はすばらしい出来です。
訳も谷川俊太郎さん以外のマザーグースはあまり共感が持てないし
言葉からあたえられる解釈もむずかしい。
たとえば。
ひねくれ男がおりまして
ひねくれ道を歩いてた…
という”うた”がありますが
ほかの人だったら
まがった男がひとりいて
まがった道を歩いていたら…
とかに訳されてたと思う。
同じフレーズを並べる事 言葉のテンポも並べる事
これが マザーグースを楽しくさせる秘けつなんだと思うね。
マザーグーズのうた1巻はほとんど暗記しておりますが
中でも
ソロモン・グランディの歌が好き。
ソロモン・グランディ
月曜に生まれて
火曜に洗礼
水曜に結婚して
木曜に病気
金曜に危篤
土曜に死んで
日曜には 墓の中
はいそれまでよ ソロモン・グランディ
うーん 人生はそんなもんかもしれません。
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リズムの良いことばと、原詩の雰囲気を伝える絵、色使い。このシリーズは、小学校のころクラスで大人気でした。とくに声に出して読む場合は、谷川俊太郎さんの訳でないと語呂が悪いのです。1巻は「ロンドンばしがおっこちる」などが入っています。巻末に原詩つき。
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女の子はお砂糖、男の子は昆虫・・・とかそういう成分でできてるといったすごい印象に残る詩をいくつも残したすごい本。
これを読まずに英国古典を知ることはできないと思う。
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読んでみようと思って読んではいなかったので、呼んでみて感動しました。
こういう詩は好きです。
ハバードおばさんが一番好きかな
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イギリスのわらべうた、マザーグース。谷川さんの「読んで楽しいし、分かるもの」を目指した訳が素晴らしく、自然と声に出したくなります。堀内さんの絵が美しく可愛らしく時々怖くて魅力的。「メリーはこひつじかっていた」「ロンドンばしが おっこちる」「ハンプティ・ダンプティ へいにすわった」などを収録。言葉の心地よさや絵の魅力が子どもたちの深いところに刻まれるのではないかな、と思いました。傍において眺めたり歌ったりしたい一冊。
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どれもリズムがいいしかわいくて読みやすい
全集はげしく集めてみたい
中でもソロモン・グランディすきです
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“おとこのこって なんでできてる?
おとこのこって なんでできてる?
かえるに かたつむりに こいぬのしっぽ
そんなもんでできてるよ
おんなのこって なんでできてる?
おんなのこって なんでできてる?
おさとうと スパイスと すてきななにもかも
そんなもんでできてるよ”[P.6]
谷川俊太郎訳。
色んな作品にパロディ的に出てるよね。
読むのは初めて。
「えっさか ほいさ」
「ばらはあかい」
「おとこのこって なんでできてる?」
「なきむしくん」
「ミルクよ バターに なっとくれ」
「バンベリーの まちかどへ」
「にわのことりが いしにとまって」
「わんわんほえるの いぬですね」
「うつくしいのは げつようびのこども」
「フェルせんせい ぼくはあなたがきらいです」
「ねぼすけくん ぐずぐずくん」
「ラベンダーはあおい ランラララン」
「ソロモン・グランディ」
「くつのおうちの おばあさん」
「じめじめじとじと とあるあさ」
「ひねくれおとこがおりまして」
「なんにももたない ばあさんがいて」
「メリーはこひつじかっていた」
「ポリー やかんをのっけてよ」
「トウィードルダムとトウィードルディー」
「ロンドンばしが おっこちる」
「ウェールズうまれのタフィー どろぼうタフィー」
「三びきのこねこ てぶくろなくして」
「どんぶらこっこ どんぶらこ」
「ハバードおばさん」
「ハンプティ・ダンプティ へいにすわった」
「これはジャックのたてた いえ」
「きたかぜぴゅうぴゅう ふいてます」
「くものまわりを まわろうよ」
「ぼくがつきをみると」
“ソロモン・グランディ
げつようにうまれて
かようにせんれい
すいようにけっこんして
もくようにびょうき
きんようにきとく
どようにしんで
にちようにはかのなか
はいそれまでよ
ソロモン・グランディ”[P.20]
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ナンセンスな詩が多いですが、中にはスッとわかりやすいものも…
「わんわんほえるの いぬですね」は、リズムそのものが心地いい。
詩は、難しくなくて全然いいですよね
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心が自由になり、少し甘くて大人びたり、不思議な世界に憧れたり、言葉のリズムに惹きつけられた。多くの文学、映画のモチーフにされたり。なくてはならい作品。