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おもしろかった。
蛍川、泥の河という2作が入っている。どちらも描写が細かく、昭和の日本がありありと伝わってきた。
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宮本輝大会3冊目。どうも自分は頭が悪いようだと気付く。何を書いてるのかは判るが何を言いたいのかが判らない。理解しようとするのがおこがましいのか。蛍川は安定。
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思春期の少年の心の揺れを心情豊かな方言でありありと表現している。
美しく、また汚くもある田舎の情景が目に浮かぶようだ。
青春の、命の瑞々しさの裏には、大人の汚さや死がある。
美しい蛍の光には暗く恐ろしい闇が同居しているように、
人間には生と死が、心には光と闇が同居している。
美しくも恐ろしい人間の命。
やっぱり宮本輝は良い。
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太宰治賞受賞の「泥の河」と芥川賞受賞の「螢川」。宮本輝の初期の著作物。宮本さんの作品には氏独自の死生観が散りばめられているように思いますが、この初期の2作には特にそれが顕著に現れているような気がします。
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蛍が舞い踊るクライマックスはどんなにか美しく描写されるんだろうと思いながら読み進められる作品でした。