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紙の本
いつでも伊集院大介シリーズが全部読めるようになっていて欲しいと思いながら
2007/05/28 23:49
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2007年になりコミック化されたので、改めて読んでみようと思ったのですが、原作である本書は「取り扱いしておりません」になっているのですね。伊集院大介シリーズの中でも重要な作品だと思うのですが、四半世紀も経つと単行本は言うまでもなく文庫版まで品切れか絶版になっているなんて、何となく寂しい感じがします。
閑話休題。
さてこの『優しい密室』は伊集院シリーズにはなっていますが、語り部は後に大介とペア(?)を組む森カオルであり、舞台も女子高だし、といった感じで少々特異な作品になっています。むしろ栗本の初期シリーズ「ぼくら」3部作に近いのかもしれません。もっともカオルの語りで話が進行していくので、思い込みや思い違いで推理されているところが後になって騙された感じに思えなくもないですね。
それでも一文一文に女子高生らしい表現が描かれていて、読後は何となく爽やかな感じになります。
そう言えば「青春推理」なんていう言葉がよく使われていた時代の作品なのだということを思い出させてくれました。
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