紙の本
動物がいっぱい
2003/10/11 15:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もぐらもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵本はどのページも木々で森があふれかえっています。そして、その葉っぱの中や幹に動物たちがまるでとけ込むかのように隠れています。たとえは最初のページにはカンムリヅルの顔、横倒しになったオオヤマネコの顔、逆さになったサイの顔があります。最初の印象は「なんだこの心霊写真のような絵は!」でした。
最後のページに絵本に隠れている動物の名前が書いてあるのですが、息子にせがまれて毎日のように読んでいるのに、いまだにすべてを見つけることができません。それでも今まで見つけられなかった「人の顔」や「九州地図」が突然みつかったりすると嬉しくなります。
2歳半の息子は「キバタン、ツンドラトナカイ、ヘラジカ、九州地図」と指でさしては喜んで笑います。九州地図がなんたるか分かっているはずがないのですが、言葉の響きがおもしろいのかもしれません。
「もりのなかにはいっぱいの動物たちが隠れています。」(私)
「はっぱがいっぱいでみえません」(子供)
なかなか楽しい絵本でした。
しょいかごねこ&もぐらもちのおうち
紙の本
すごい芸術絵本
2022/04/09 17:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
隠し絵で動物がたくさん描かれている。安野光雅さんの精緻な筆運びにいちいち感動する。
もちろん子供も楽しめるが、芸術作品として、大人も楽しめる素敵な絵本。
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緻密に描かれた森の絵本。
派手な色づかいもなく、セリフもなく、ヒーローも登場しないので、こどもにはたいくつかな。でもじっくり読んで、いろいろ発見してほしい。
同じ安野光雅さんの旅の絵本シリーズも好きです。あちらもセリフはないのですが、いろんなお話が隠れているので、もう少し大人向けな感じがします。
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「森の絵本」でもあり、森の樹脈に葉陰に潜む、生き物を探す「仕掛け絵本」。ポップアップ等する訳では無いが、十二分に面白い。
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松居直氏は、「私も子どもの頃、森の中へしょっちゅう行きました。森の中に行けばだれかがいるはずなんです。何かが起こるんです。もちろんだれもいなくて何も起こらないんですが、そういう不思議な感覚を目ざませるものが森の中にはある」、と「絵本の力」(岩波書店)で書いたが、森に対する想像力をかくし絵という形で、描いた絵本だと思う。本屋などで、一見すると、色数の少ない地味な絵本なので、つい通り過ぎてしまいがちだと思うが、よく見てごらんあれ。近くに、遠くにみつめたもりの風景の中に、さまざまなどうぶつが隠されているのに、お気
づきになると思う。出版社からの紹介の欄を見ると、130余りの動物が隠されているとの事。ページをめくると、パッとわかる動物もいれば、一生懸命探しても、なかなか見つからな
い動物もいる。これが楽しくて、こどもが幼稚園にもっていっても、小学校に持っていっ
ても、大人気になる絵本なのです。なおかつ、この絵本がいいなあとおもうのは、答えのないところ。最後のページに、どのページになんの動物がいるかは載っているけれど、どこに描かれているかまでは、載っていない。
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文字も何もなく、ただ森の絵がずっと続くだけですが、そのなかにはとてもたくさんの動物たちの絵が隠されています。がんばって探すのが楽しい。しかし、一番最後に隠れているものの一覧がちゃんと載っているにもかかわらず、いまだにわからないのもいっぱいあるのが悔しい・・・。
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友達が紹介してくれた絵本。えほんというだけあって、本当に森の絵しかない。しかももりの木の絵の中に動物が隠れたりしてて、すごくかわいい。動物を見つけた時はすごく嬉しい気持ちになる。
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2006年5月28日 隠し絵。似たような本を探してこーいとリクエストがかかる。気に入ってくれて何より
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目に優しい「ウ●ーリーを探せ」とでもいいましょうか。とにかく探すのがとっても楽しいうえに、なぜかマイナスイオンに癒される。何かを待っている時なんかに使えるんじゃないかと思っています。
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遊び心が綿密な絵に隠されるこのどきどき。少し教育的だと思わせる安野 光雅さんらしい絵本の1冊なのではないでしょうか。
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この絵本は「たびのえほん」と同じように字のない絵本です。
たくさんの動物たちが隠れています。
本は31ページ。
その中に130匹以上もの動物たちがいるはずです。
探す楽しみをどうぞ!
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隠し絵本で、たつくんがはまった。欲を言えば、もう少し色があると…。ただ、答えが図示されていないので、難しいけど長く楽しめる。
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文字のない、森の絵だけの絵本。森の中には動物たちがかくされているのだけど、ぼくにはほとんど見えない…。1歳9ヶ月の目には、どのように見えているのか興味深い。
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こどものとも版。
ハードカバーには答えがあるのかな?
むずかしいけれど、じーっとじーっと、そしてわあっとびっくり。
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きれいな絵本だと思ったら安野光雅さんだった。
ならば、もしかしたら前に読んだような気もするけど、欲しくなった。