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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔に読んだ記憶があったが、当時はあまり面白くないと感じ、楽しくなかったが大人になってから読むと面白かった。
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この本に収録されているSF『Run with the Wolf』が好きです。高校生の時に読んで凄くカルチャーショックを受けました。人類は固体としての限界をどのように乗り越えてこれから進化していくのでしょうか?それとも恐竜がそうであったようにある日をもって滅亡するのでしょうか?とにかくこのままじゃ駄目だろう・・・なんて考え込んでしまった一冊でした。
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単行本では小松左京が解説を書いている。
次世代の作家として、持ち上げたり、褒めそやしたり、うらやましがったり。
ラフイユテリブル
スラン
ミッドウイッチカッタ
ディーセント
サンタナ アブラクサス
エレクトロニックエンバイラメンt
などのわけのわからない単語が飛び交っています。
「風俗が風俗としての一つのまとまりをもたせ、さらなる異なる風俗の間の翻訳可能性をなりたたせているのは、構造的一貫性をもった論理があり、また逆に論理そのものも、一つの風俗のように時代的歴史的制約をまぬがれない、というのが、いわゆるクーンのいうパラダイムというものでしょう」
さすが大作家だけあって、構えが大きい。
「もるフィックアイデンティティはないがジェネティックアイデンティティはあるという種の存在を考え得るか」
「遺伝的には同一種でありながら一個体一個体が形態的にひどくかけはなれているような生物があったとしても」
才女を語るには、これだけの仕組みがいることがわかった。
本文の内容は、時代を超えた話でおもしろかった。
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内容説明
2586年、高は《彼女》にはじめて出会った。それはスペースマンたちの伝説として語られた魔女セイレーン。そして1979年、《セーラ》は歌謡界に彗星のようにデビューを飾った。彼女はそれまでのありとあらゆる記録を書きかえつつ、まさに異常としかいえぬ人気を集めていったが……。しかし、同時に発生する狂気に駆られた人々の起こす事件は何をあんじするのか!? 表題作ほか、人類のあり方をSF的なシチュエーションにとらえ直して描いた「Run with the Wolf」を併録、江戸川乱歩賞受賞でミステリ界に衝撃的な登場をした著者のSF第1作品集。