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吸血鬼ドラキュラ みんなのレビュー

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みんなのレビュー55件

みんなの評価4.1

評価内訳

51 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

人間の英知と勇気に勝るものはない

2011/06/02 10:38

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BH惺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ヤバイです。面白すぎます! メディアミックスされた、あらゆるドラキュラモノの元祖ともいうべき作品! あまりの面白さに驚いてしまいました。

 自分的に大絶賛。極上のゴシックホラー小説だと思います。
 一人のイギリス人弁理士・ジョナサンが仕事のため、辺境のトランシルヴァニアに単身乗り込んでゆく冒頭からもうなにやら怪しげな雰囲気が漂い始めます。闇の中疾走する馬車・狼の群れ・奇怪な御者……そしてついに目指すドラキュラ城で待ち受ける、彼の想像を絶する恐ろしい運命!
 初っ端からグイグイと惹きこまれて一気読み。別の本を読もうと思っていたのですが、結末が知りたくて、とうとう我慢できずに読了してしまったという……。

 展開はすべて書簡・日記形式という、これもまた凝った構成で唸りました。600ページ弱の厚さなのに、まったく飽きずに読み切ってしまったし。まったく関係のなかった重要人物たちが、手繰り寄せられるように繋がってゆき、ラスト吸血鬼狩りのメンバーへと収斂されてゆくストーリーにハラハラドキドキ! 巧すぎてもう、何も申しません!
 最大のダークヒーロー・ドラキュラ伯爵も、吸血鬼のお手本のようなキャラクターです。ま、これがオリジナルなので当たり前ですが。ニンニクや十字架、コウモリ、狼といった重要アイテムも登場して、ドラキュラ伯のブラックでダークな魅力も充分に味わえます。

 対する正義のヒーローは、ヴァン・ヘルシング教授! 老齢にもかかわらず、博識で高名、正義感強し! その彼の仲間となってドラキュラ伯爵を狩るのは4人の男性と1人の女性。この、唯一のヒロイン・ミナが今作のキーパーソンとなって、控えめながらも、ヘルシング教授と同等に活躍します。
 その彼女がドラキュラ伯爵に血を吸われ、自ら吸血鬼になってしまうという恐怖を抱えながらも、仲間とともに必死にドラキュラ伯爵を追跡するシーンが緊迫感ハンパないです。

 狡猾なドラキュラ伯爵VSヘルシング教授という構図は、そのまま、怪物VS人間の英知と勇気に置き換えられます。おそるべき吸血鬼・ドラキュラ伯爵に対して、人間であるヘルシング教授達は、一体どのようにして闘ってゆくのか。そのスリリングな展開にもはや目は釘付け!
 幾度となく窮地に陥り、気弱になった仲間を励ます、信心深いヘルシング教授から語られる、数々の言葉がグッと胸に迫ります。ホラー小説であるけれど、人間の友情と信頼、団結と絆の大切さを謳いあげている名作かと。

 不死者の物語であるのと対照的に、ラスト、新たな生命の誕生で締めくくるあたり、作者の巧さを痛感しました。思わずアツくなってしまいましたが、個人的にはものすごい名作だと思いました!

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紙の本

元祖、そして頂点

2003/03/11 19:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:死せる詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 有名すぎる為に書名だけが一人歩きしている小説というのは沢山あります。この『吸血鬼ドラキュラ』もそんな小説の一つではないでしょうか。吸血鬼を題材にした小説の元祖と言える本書は、今から百年以上も前に書かれた怪奇小説ですが、その構成や筆致は今見ても古びることはなく読めば読むほどブラム・ストーカーの凄まじい筆力を思い知らされます。年代的に多少古くささを感じるところはあるものの、翻訳が良い所為か今読んでも大きな違和感を感じることはありません。ドラキュラ伯爵の悪虐な罠、そしてそれに立ち向かうヘルシング教授と友人達と全体の構成は至ってシンプルですが、視点を変え日記調で語られる恐怖に満ちた日々、めまぐるしく舞台を移し展開する物語はけして読者を飽きさせることはありません。吸血鬼に関する小説や映画は数多ありますが、その源泉であるこの小説には吸血鬼の全てがつまっていると言っても過言では無いでしょう。

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2004/10/13 22:14

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2005/05/16 02:14

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2006/05/27 09:59

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2005/08/17 20:52

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2005/08/31 20:07

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2005/10/28 09:49

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2006/07/16 21:36

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2006/08/23 12:07

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2007/12/02 21:50

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2007/08/05 06:19

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2008/08/28 07:26

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2009/03/30 21:40

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2009/07/12 10:45

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