紙の本
悲劇の幕引き
2020/05/22 17:45
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
毒殺されかかった子供からマンドリンで殺害された未亡人まで、不吉な出来事のオンパレードです。いち早く真相にたどり着いたドルリー・レーンが下した、冷徹な決断も衝撃的でした。
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小学校の図書館にあったものなので、おそらくこれより子ども向けに翻訳されていたものだと思いますが。「推理小説って面白いなあー」と本を読むことが好きになったきっかけですかね。小学館の小学○年生の付録にも、しょっちゅう「これできみも名探偵」などの謎解き推理クイズの本がついてたっけ。
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クィーンの四大悲劇シリーズの二作目の本作。「血の悲劇」という、横溝あたりに通じるおどろおどろしがあるのが、また日本的なのかも。なぜハッター夫人はマンドリンなどというおおよそ殺人には向いていない道具で殺されたのか? ルイーザが真夜中に出会った「つるつるな卵みたいなもの」とは何なのか。犯人の意外性やそれに纏わる悲劇性。この辺りを見ると、ああやっぱり新本格って影響受けてるのね、と思いますね。
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シリーズ第2弾で最高傑作。実は、小学校の時に、この作品の子供用ダイジェスト版を読み悲劇シリーズのファンになりました。トリックといい、登場人物の異様さといい、すごいです。
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衝撃のラストが待っているとの事でしたが、確かに待っていました。中身はかなり論理的だけど、ちょっとラストが・・・
ということで4
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エラリィ・クイーンのめぼしい長編をほぼ読みつくしてから、満を持して手に取った。
期待通りだったけど、もうちょっとコンパクトに書いた方が良かったんじゃないかと思う。この人(達)の著書にはしばしばそう思わせられる。
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行方不明をつたえられた富豪ヨーク・ハッターの死体がニューヨークの湾口に揚がった。死因は毒物死で、その後、病毒遺伝の一族のあいだに、目をおおう惨劇がくり返される。名探偵レーンの推理では、あり得ない人物が犯人なのだが……。ロス名義で発表した四部作の中でも、周到な伏線と、明晰な解明の論理は読者を魅了する古典的名作。
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すごいドンデン返しっていえばいいのかな…あれまぁ!!って感じだったけど、なかなか読み進めるのに苦労した…そんな自分はまだまだ未熟だ…
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確かに面白い。証拠も示されており、犯人そいつかよ!と思わせる作品に仕上がってました。ただ、煙突は何となく「秘密の抜け道」的な要素を含んでいる気がしましたが・・・
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残忍、非道な犯罪で溢れるこの時代に、数十年前の衝撃作(当時言われていた)を読んでも、そんなに驚けないか・・と、今更後悔。確かに意外でしたが、嫌な時代になったモンです。感想になってません。
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Xに続いて。終盤でなんとなく犯人がわかったのですが、それゆえ結末が一層怖かったです。Xよりも人間くさく描かれた探偵役のドルリー・レーンが魅力。
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【紹介】ニューヨークの湾で、富豪ヨーク・ハッターの自殺死体がみつかった。その後ハッター家で、奇妙な殺人事件がおこる…。犯人はだれなのか?死んだはずのヨーク・ハッターは、事件に関係あるのか?最後まで展開のよめない、エラリー・クイーンの最高傑作。【感想】これはもうすごいとしか言いようがありません!「そして誰もいなくなった」を超える作品だと思います。私的な意見ですが。これは読まなきゃ損です。ただ「犯人はあなたです!」というのが「解決」では無いということを教えてくれます。最後は鳥肌モノ!ぜひご一読下さい!
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ハッター家連続殺人事件。
自殺した当主の夫。卵酒による毒殺未遂、なしに注射された毒。
夜中に殺害された当主ハッター夫人、凶器に使われたマンドリンの謎。
爆発した薬品庫。
2002年2月18日再読
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ドルリー・レーン4部作の2作目。
ミステリ史上の傑作だと言われるだけあって、論理性、意外性、重厚な雰囲気などすべてにおいて素晴らしい。
論理的に考えていくと犯人は特定されざるを得ないわけだが、誰がこの結末を予測しえようか。
考えれば考えるほど、クイーンの罠にはまっていってしまう。
推理することの喜びを感じることのできる作品。
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言わずと知れた有名作品ですね。今でもトリックを覚えているということは、面白かったんでしょう。
ただ、何か当時ならではの優生学的な記述が出てきて引っかかった記憶がある。