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紙の本
スノッブな小津ファンだった頃、
2007/02/13 23:58
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る
僕は小津の映画は 相当好きだ。
1960年代に生まれ 1980年代が主たる青春時代の舞台だった僕が 小津のどこに惹かれているのかは 正直今でも分からない。
これが例えば 黒澤明であれば 考えることはない。どう見ても 黒澤映画は世界的に考えても面白いからだ。
それに比べて小津の映画は 好きな理由が難しい。
蓮寶重彦の本書は 小津好きの映画ファンには いっときバイブルのような様相を示していたと思う。本書を抱えて 今は無き銀座の並木座に行っていた頃の僕は 今考えても スノッブな小津ファンだったのだと思う。それからもう20年経った。
LD(DVDではなくて)でたまに見る小津映画は やはり面白い。中年になった今の自分の方が 鑑賞力が上がっていることにも気がつく。
そんな中年になって本書をぱらぱらと見る。見ていると1980年代がデジャビュのように立ち上がってくる。
紙の本
名著
2001/08/24 11:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:30 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者がその真価を余すところ無く発揮した名著。先行する、ドナルド・リチーや佐藤忠男の小津論を批判しつつ、従来の日本的、静的といったイメージを排除し、新たな作家像を確立した。
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