サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

「e-hon」キャンペーン 本の購入でe-honポイントが4%もらえる ~7/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

飢えて狼 みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー4件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

突然事件に巻き込まれれた元ロッククライマーの闘い

2000/08/25 00:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:(格) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 三部構成で、間の二部が択捉潜入から国後逃避行となっている。ここのところは面白い。息もつがせず、一気に読ませる。この時代に択捉、国後の描写はいったいどうしたのだろうか。パートナー蛭間のような択捉出身者の話を聞いて、あとは古地図などから想像を働かせたのか。いずれにしても、択捉、国後の地理が手に取るように詳しく、自然が生き生きと描かれる。この部分の描写を刈り込んで刊行が遅れたとの記述が解説にあるが、もう少し長くてもよかった。
 しかし残念ながら、その前後の湘南、東京の物語が面白くない。しかも主人公の追われる理由が不明のままずっと読まされる。最後になって明かされるが、今一つ。また、択捉、国後冒険行の理由にはまったくなっていない。ただ追われるだけの存在から、二部の冒険行を経て、能動的な主体への変身という構成はたしかに分かるが、それでも、もっと二部を中心とした組み立ての方がよかったと思う。
 主人公のいかにもハードボイルドの主人公という性格は面白い。が、順子への態度はちょっと行き過ぎ。順子に対するセリフはハードボイルドのものというより、下手な哲学書のようなものでいただけない。もっとも最後にやっと正直になるのだろうが。
 日本の冒険小説の草創期の作品としてはかなり評価されるべき作品ではあるだろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2007/04/05 22:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/23 17:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/06/16 23:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

4 件中 1 件~ 4 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。