紙の本
それはお馬の名前なのだ
2000/12/13 12:14
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投稿者:いち - この投稿者のレビュー一覧を見る
パステル。このホワホワした感じのもの。それはお馬の名前なのだ。このお話は推理小説なのだが,読み終わると競馬や馬についてのお勉強ができる。そして、「馬っていいかも」「今週末ちょっとチャレンジ?」とか思っちゃうのだ。
二人の魅力的な女性が出てくる。見るからに女性的な職業と悩みと(恐らく容貌も)を持った旦那を殺された女性と競馬新聞社に勤める奔放なその友人。
二人が互いに自分にない物に惹かれあっているんだろうと思う。そして協力して旦那殺しのなぞを解いていく。
決してスーパーウーマンじゃない二人の等身大の活躍が後味がよかった。
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デビュー作でしたね。面白かったなぁ。次々と出される作品も楽しみだったなぁ。作家そのものがミステリーだったけど、、、種明かしはシヨックだったなぁ。
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どんでん返しが何回もあって面白かった☆キャラの魅力はいまいちだったけど…競馬知らなくても楽しんで読めた.
2006.2.8
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岡嶋二人さんの作品はすべて大好きだが、中でもこれが一番好きです!いろいろ書きたいけどネタばれになっちゃうかな・・・
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東北の牧場で、牧場長と競馬評論家・大友隆一が殺され、サラブレッドの母子も撃たれた。競馬の知識のない隆一の妻・香苗を怪事件が次々に襲う。一連の事件の裏には、競馬界を揺るがす恐るべき秘密が隠されていた―――――さすが岡嶋二人!一筋縄ではいきません!それにしてもこの人の文章は本当に読みやすいです。余計な事が一切かかれていませんね。変な薀蓄とか。常に地に足ついてる文だと思います。
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東北の牧場で、牧場長と競馬評論家・大友隆一が殺され、サラブレッドの母子、モンパレットと
パステルも撃たれた。競馬の知識のない隆一の妻・香苗を怪事件が次々に襲う。
一連の事件の裏には、競馬界を揺るがす恐るべき秘密が隠されていた。
注目の共作作家の傑作競馬ミステリー。 第28回江戸川乱歩賞受賞作品。
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コレは文句なしに面白い。
これが気に入って岡嶋二人の本はいろいろ読みましたが、コレを超える作品は個人的にはありませんでした。
デビュー作にして個人的最高傑作。
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第28回江戸川乱歩賞受賞作品。
久々にミステリーっぽいミステリーを読んだような気がします。
最近はどちらかというと心理描写メインの本をおもしろいと思って読んでいるので。
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岡嶋二人のデビュー作。第29回江戸川乱歩賞受賞作。日本版エラリー・クイーンと称された二人の作家による合作。競馬を題材に選んだことから日本版ディック・フランシスとも言われた。細かいことは忘れたが、素晴らしい作品であったことは覚えている。
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東北の牧場で、牧場長と競馬評論家・大友隆一が殺され、サラブレッドの母子、モンパレットとパステルも撃たれた。競馬の知識のない隆一の妻・香苗を怪事件が次々に襲う。一連の事件の裏には、競馬界を揺るがす恐るべき秘密が隠されていた。注目の共作作家の傑作競馬ミステリー。第28回江戸川乱歩賞受賞作品。
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第28回乱歩賞受賞作。デビュー作なのだろうか。ぼくにはバリバリのトリックミステリーは不向きなのかな、と首を傾ける一つ。
一度肯定した血統が、後に否定されるようなトリックは、全くなんだか…。
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サラブレッドをめぐる陰謀と殺人事件。
岡嶋二人氏定番の、トリックが冴え渡るというかなんというか。
ウマニアックすぎて、ちょっとくどかったけど(笑)
単純におもしろかったというより、岡嶋のお二人のテクニックにあらためて感心。
うまいやねぇ、ホントに。
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第28回江戸川乱歩賞受賞作。
牧場で牧場長と競馬評論家,サラブレッドの母子が銃殺される。
競馬の知識のない競馬評論家の妻が事件に巻き込まれていく。
やはり,古さは否めない。
犯人もトリックも事件の真相も予想できてしまう。
当時を考えると,よくできているのかもしれない。
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なんか思ってたより軽い感じやった。
今読むと、文章が気持ち古く感じる?そんな作品。
それなりに面白いんですけど…
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香苗は、夫・大友隆一と喧嘩ばかりをしていた。この日の夜も揉めていたのだが、一本の電話で隆一は、出掛けていった。
翌日の夕方、警察から東北の牧場で隆一が銃で撃たれて重症と知らせがあった。香苗は、急いで病院に駆けつけたが、隆一は、死んでしまった。牧場で死んだのは、競馬評論家の隆一の他に牧場長とサラブレットの母モンパレットと子のパステルの馬の親子が銃で撃たれて死んでいた。数日後、香苗は、一人で隆一と居た部屋に帰ったのだが、部屋に人の入った形跡があった。怖くなり、競馬雑誌の編者の芙美子の部屋に居候させてもらう事になった。競馬の知識の無い香苗は、芙美子の強引な押しにより、事件の真相を追うことに・・。香苗を襲う怪事件の数々。人々に接して立ち直っていく香苗。
事件の裏には、競馬界を揺るがす秘密が隠されていた・・・。
岡嶋二人が江戸川乱歩賞を狙って書いて、見事に受賞した競馬ミステリーです。初期の頃の岡島さんの作品です。
実に丁寧描かれてる作品だと思います。最後まで解らないのは、いつもの事ですが、香苗と芙美子の関係も実によく書かれてると思います。
ほんのり切ないミステリーですが、とっても面白く良い作品です。ぜひ読んで見てくださいね