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紙の本
愚かな母親
2001/10/08 22:40
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投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペリー・メイスン・シリーズの1951年の第38作で、シリーズ中でも評判の高い作品の1つ。力作である事は認めるが、個人的にはあまり好きではない。メイスンの依頼人は大なり小なり馬鹿である−だからこそ、無実の罪で被告席に立たされる羽目になると言っても過言ではない。そして、本書の依頼人は極めつけの馬鹿。母親なのだが、娘が人を殺したと思いこみ、事実を確かめもしないで隠蔽工作に走り、かえって自分と娘の首を絞めてしまうが、母親として当然の行為だと開き直る始末。読んでいてフラストレーションを感じた。しかし、この母親の馬鹿さ加減は、真犯人にとっても計算外だったようで、真犯人の思わぬミスを誘い出してしまう。この皮肉な結末には、ちょっと溜飲を下げた。
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