めんどくさくてみずみずしい
2023/04/06 17:38
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生時代ならではのめんどくさい心の動きを少女小説として仕上げてしまう氷室さんの手腕に脱帽!
自分でももて余してしまうぎこちない感情はかなりグレー。
そのグレーさえみずみずしい作品。
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「なぎさボーイ」の続編です。
全く同じ時間軸で、多恵子ちゃんの視点から書いた作品。
あの時彼女はこう思っていたのかぁ、と、2冊読むと倍面白い作品
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作者ご本人が「書いていてやんなちゃった」とおっしゃった多恵子ちゃん。確かに同感(笑)かと言って、自分は同じじゃないと言い切れないところが、氷室さんのうまさなんだろうな。
私も高校生の頃はこんな風にいじいじしたり、人を試していたり、おせっかい焼いたりしてました(苦笑)
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中学生のころ、勉強もせず 読んだ本です。
ドキドキしながら 何度も読みました。
やきもきするところもあり、
懐かしいなー、また 読んでみたいです。
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おそらく、恋愛小説で泣いた、生まれて初めての本だと思われる・・。
四半世紀経っても色あせない切なさ。
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中学生・高校生のなんてことない日常を、こんなにみずみずしくかけるなんて、やっぱり氷室さんは天才!すごいなぁ
「少女小説」という少女小説です。
大人になる過程での痛みとか、自己嫌悪、他人とのかかわりあい、恋、嫉妬、友情。
素晴らしい青春小説の一冊です。
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なぎさボーイを読んだらこっちも読まなくてはっと読みました。
多恵子視点。年齢的にもヒットしていたので、思いっきり多恵子視点で考えていました。女の子はいろいろ考えているんだーっと、なぎさ氏に読ませてやりたかったですよ。
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『なぎさボーイ』の姉妹編、多恵子の視点で書かれています。
こちらも『なぎさボーイ』同様にオススメです。
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なぎさボーイも読み終えての感想。
なぎさボーイ、多恵子ガールというのは、2人のカップルのそれぞれの視点からみた、中学生~高校生時代の恋愛模様。
男も女もどうでもいいところで悩んでるな。実は互いのことじゃなくて自分一番大事だね!としみじみ。自分も学生時代はそうだった。
作家は大人になってから、子供特有の「視野が狭く感情に流される視点」をどうやって思い出すんだろう? 不思議。
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何度読んでも、泣くんですよね~。
これ絶版になってないのかしら?
たえこちゃんと、渚君の瑞々しい恋愛がまぶしいです。
読むと10代にタイムスリップできちゃう
貴重な一冊でーす。
渚ボーイと合わせてどうぞ
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特別な人と好きな人ってなんだよ。
なぎさ少年、君がそんなバカらしいことを言うとは。
語弊を恐れずに言うなら、なんで男の子って馬鹿なの?それが通るわけねーだろ、って言い訳を真面目に言うよね。
自身の心を真っ直ぐに見つめた結果だかなんだか知らないが、そんなの何の価値も無いから。
といいつつ、なぎさ少年の事をさらに好きになる多恵子の気持ちもわかるわけです。
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青春の悩みですよ、忘れて久しいよなぁ、と遠い目。
「お菓子な片思い」を読んだ時のように初恋の苦しさを味わえる…、そして、あ、味わった事ねかったな、と思い出すのでした。
槇さんには、なぎさくん以外でもいいかな、という人に巡り合ってほしいです。
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手放し本。
高校生の頃初読。カバーイラストが渡辺多恵子で楽しみに読んだが、キャラクターが全員なんだか苦手で、社会人になってから再読したら最後まで読めなかった。
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感想
自分たち以外なにも見えていない。そんな一瞬を駆け抜ける。実はもっと輝くものが転がっている。そこに手を伸ばすには縛りがあまりに多い。