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百羽のツル みんなのレビュー
- 花岡 大学 (作), 戸田 幸四郎 (画)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:戸田デザイン研究室
- 発売日:1985/06/01
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絵本
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紙の本
「あたたかさ」と、「やさしさ」と
2019/09/18 09:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
力強いタッチの絵がぐっと心をつかみます。
漆黒の空を大きなツルが小さなツルを抱えて飛んでいる。
凛とした大きなツルの眼差しが印象深い。
百羽のツルが飛んでいた。
そのうちの一羽、遅れて飛んでいた病弱の子どものツルが
下へ下へと落ちていく。
そのことに気づいたほかの九十九羽がそろって取った行動に
胸が震えます。
規則正しく飛んでいたツルの隊列が一瞬崩れて…。
児童文学者の花岡大学さん、巻末にこんな言葉を寄せてました。
戸田氏のこの力をこめた絵は、わたしのいいたいすべてをあますところなく描きこんでくれている、すばらしい
作品だと思う。ただ、われながら感動をおさえがたいのは百羽のツルのあたりまえみたいな、心と心の「つながり」である。
その「あたたかさ」である。
その「やさしさ」である。
いつまでも心に残る一冊です。
紙の本
鶴の一声
2016/11/22 20:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:手紙 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何でだろ・・泪が滲んできたよ・・。
後、もうちょっとと、頑張る鶴たち。
病気を、隠して懸命について行く小さな一羽の鶴、音もなく消え去ろうとする命。
それをあたりまえのように、1羽も、欠けることなく、助ける命。
こうで、在りたい。
紙の本
宮沢賢治、小川未明と比べると、なぜだかあんまりお目にかかれない花岡大学。これは教科書に載ったみたいだけど。
2009/07/11 21:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
簡素な筋立ての絵本だけれども、風景などの美しく細やかな描写がとても多いことに戸惑いました。
それがとても上等なのですが、あんまり小さい子供だと、面倒で、退屈しちゃうかも知れません(※本の読み方覚えろ、と逆に百回読ませるべきかも)。
肝心なのは筋立てだけれども、それが30秒で話せるくらい、あまりに簡単なので(当たり前であるべきことだからですが)、こういう形で文学としての完成度を高めたのかな?
弱ったツルの行動については、筆者自身のあとがきを見る限り、肯定的に受け止められているようです。
しかしながら、他のツルの行動の方が肝心みたいです。
『みんなー!困った時はこういう行動を取って乗り切ろう!やらない人はダメ人間です(^-^)/』
百人百様も十人十色も知らんのかという感じの、もうなんだかマニュアルどおりに心にもない行動を取り続けて、みんな心スカスカぱっぱらぴーになったら、百羽全員墜落でしゅ。
「このマニュアル本もう通用しないクエー」
「世の中がおかしくなってしまったピヨー」
「踊らされただけみたいゴギャー」
そういう、五年十年そこらで不要になる、
「私の人生暗かった」
「ボクの研究に間違いはない」
どっかの性格偏倚コンプレックスエネルギーで書いた感じの嫌なマニュアル本、さっさと踏み踏み雑紙リサイクル箱にポイして、こういう、きちんと人類普遍血の通ったご本読みましょう。
紙の本
美しい
2016/12/27 19:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
りん、とした姿の美しい鶴のお話。
静謐な雰囲気が漂う物語はただただ美しい。
自分以外を思いやる気持ち、行動に心をうたれます。
紙の本
☆百羽のツル☆
2024/04/25 21:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
遠い北の空から湖を目指して飛び続ける、百羽のツルの群れ。その平和な空気が急転、一羽の病気の子ツルが皆に黙って落ちはじめます。しかし、それを見つけた他のツルが、子ツルを助けに一丸となって・・・
互いを思いやる心、そして慈しむ心。心のつながりを簡潔な文で表現した、優しい物語です。
紙の本
出版社からのオススメ
2003/11/02 03:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:戸田デザイン研究室 - この投稿者のレビュー一覧を見る
北へ向かうツルたちの平和な空気が一転、急変します。
「心のつながり」とは?
簡潔な文と、奇跡が起きる驚きの展開。色の美しさも必見です。
小学校教科書採用作品で、読み聞かせにも最適です。
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