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紙の本
いつものモラヴィアに満足
2019/12/29 21:31
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろんモラヴィアの作品なので、どの作品にも大した事件は起きない(「勘違い」では殺人事件が起こってしまったが)。でも、引き込まれていく。一番最後の表題にもなっている「苦い蜜月」だけは1951年の作品だが、他の作品は1930年代のもので初期短篇集といってもいいだろう。「落ちる」ではいつもどおり屈折している少年が登場し、「あらし」や「建築家」「苦い蜜月」にはいつもの燃焼しきれない男女が登場する。それにしても、イタリアの若いメイド(「落ちる」に登場する)というだけで、映画「青い体験」のラウラ・アントネッリをいまだに思い出して興奮してしまう私っていったい
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