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元貴族のメルローズと警部のジュリーの、仲がいいんだかそうでもないんだかわからない感じの推理合戦。
地味に英国推理小説してる中で、メルローズの伯母さんのキャラが強烈かも(笑)。
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引き続き2作目読了。
子供とわんこ!後の方の作品でも定番の組み合わせ。
カラテと蓄膿症の因果関係やいかに。
ウィギンズさんやるなぁ。ジュリーさんよりびっくりしたよ(笑。
後半の寄り集まってぐだっとしてるシーンが好きです。
すっかり馴染んでる感が。
そういえば結局、アガサ伯母様は打ち捨てられ…忘れ去られてましたね。後の報復が怖いと思うんです。うん…。
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スコットランドヤードのジュリー警部の第二弾。
今回も北海の海辺の町、とロンドンを離れた殺人事件。
十二日節の前夜は仮装パーティーをすることになっているようだが、
その仮装のまま若い女性が殺された。
仮装パーティが行われたお屋敷の主、準男爵は、
彼女が十五年前お屋敷から出て行った子だと主張していたが、
本当にそうなのか。
準男爵の息子は否定する。
主要人物の人物像がはっきりしない。
とくに元貴族のプラント。
彼が何を求めて、または、何が楽しくて、
捜査に首を突っ込んでくるのかがわからないし、
捜査能力や推理力があるようには読み取れない。
というか、存在意義がわからない。
ジュリーの部下のウィギンズのキャラクターもまとまりがない。
蓄膿症で、雑情報の宝庫で、カラテの使い手で。
意外性のかたまり、ということなのか。
彼をもっとワトソンとして昇格させて方が良いのでは。
いや、もういっそのことプラントを抹殺して、
その叔母アガサをワトソン役に持ってくる方が良いかも。
さらにいえば、
コージーミステリーと言うには、
多分、苦みが足りない。
人生のほの苦さが。