武蔵坊弁慶 ６ 扇の巻 みんなのレビュー

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投稿者：トッツアン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

平家を全滅させ、都での評価も急上昇の源義経。若さもあって、気遣いや配慮の足らぬ部分が見える。若さゆえの未熟さ。それを弁慶は主を想うために諫言する。
一方で、梶原景時の讒言と持ち前の猜疑心・嫉妬心とで兄源頼朝は義経を快く思わない。頼朝から義経を如何に守るかに苦心する弁慶。
未熟な将に仕えながら、一方で行方不明の妻娘も案じる。
弁慶の懐の深さ、優しさ、忠義に生きる弁慶の男のつらさ。