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読書術など実用的な内容が多く、読んだ章、読んだ日ごとにすぐ活かせる。
1986年初版刊行だが、現在でも言及内容は褪せていない。
逆に言えば、当時から今に至るまで教育・社会制度共に前進が感じられない事を示唆するかの様。
「もっと早くに出会っておけば…」帯の期待を裏切らない内容でした。非常に読みやすいです。
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グライダー人間と飛行機人間。
引っ張ってもらわないと飛べない人、自分で飛べる人。
詰め込み教育でグライダーばかり作ってきた日本の教育。
私は受験戦争が最も厳しかった団塊Jr世代。
考えさせられます。
発想の整理、時間の使い方、勉強になりました。
読みやすい文章でした。
悩んだときは寝る!ブランチできたらなぁ。
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近代に入り、人間はコンピューターという最高の倉庫を作った。
そこから、いままでのように勉強していても
絶対にコンピューターには敵わないということも発覚する。
このままでは人間の居場所は無くなってしまう。
では、人間はどうすればよいのだろうか?
人間は、創造的人間という自らで創り出すことのできる人間にならなくてはいけない。
創造的人間になるためには、忘却することが最も大切である。
ただ単に忘れるだけではなく、
いらないものといるものをきちんと整理してから忘れる。
整理をしないと大切な情報まで忘れることになってしまう。
これでは全く意味がない。
まずは部屋の片付けから始めてみようかなと思った。
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「100%わかりやすい」という感じではなく、自分で考える部分を残しているのが良い所。
1テーマにつき数ページという構成なので、ちょっとした時間をつかって、少しずつ読むことも出来る。
「考えるってどういうことかな」と思っている人にオススメ。
但しハウツー本ではなく、「気づき」を得る本なので、その点は気をつけよう。
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読もう読もうと思って、ずっとつんどくになっていた本。
人間がコンピュータと違うのは、
記憶したものをつなげて整理したり、新しい考えを作っていけること。
ただ単に暗記していくだけでは、今の時代においては意味がない。
一番大切なのは、知識をいかに忘れ、整理していくか、だという。
だとすると、問題に向き合う時間と同じくらい、向き合わない時間も大切で、
だから、私は間違っていない、などと都合よく解釈してしまった。
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ちょっとした読み物。
参考にすべきところは多いけど、自分が意見もって読まないとただの現代文の教材のようになってしまって頭に入らない。
繰り返し読むことで、自分の思考がどんどん整理されてゆく。
(08.4.22)
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ものを考えるということについて、外山氏なりの原則論・テクニック論をエッセイとしてつづったもの。
ある程度ものを考えることが好きな人にとっては、たまらなく面白い本だと思う。反面、ものを考えることを義務的に行っている人にとっては、この本を読み止しで終えるか、テクニックを二、三試してみて上手く行かないと嘆いて終わるか、というようなことになりそうである。
エッセイであるから内容が掴みにくい部分もある。内容的にも、若干古い。
また、本書に書かれているのは思考についての方法論である。思考を表現する方法、文章の書き方については触れられていない。その点は別の本で勉強しなければならない。
さらに、本書は悠々と時間が使える人向けに書かれている節がある。少なくとも、時間が限られた中で適切な文章を提出するというような事態を想定しているわけではないのは確かである。
現代生活においては、限られた時間内で思考し、思考を書き記すという技術が要求されている。読者は、その点へのフォローを考えなくてはならないだろう。
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受身であるグライダー人間と自力飛翔可能な飛行機人間と二つの人間に分けられる。
前者を日本の学校教育で養成してきて、その受身人間(誰かの協力がないと飛べない知識詰め込み型人間)が優秀であると評価されてきた。
しかし、パソコンの登場でグライダー人間の存在価値が薄れる。パソコンの方が記録・再生能力が高いのでグライダー人間はどんどん隅へと追いやられる。
そこでどうすればいいかというとパソコンの出来ない事をすればいい。自身で思考し創造していく事のできる飛行機人間になるのだ。
動力を持たないグライダー人間のために、動力の設計図が用意されているのが本書。
「朝飯前論」
「拡散と収斂」
「第一次的現実(リアル)と第二次的現実(脳内世界)」
「発想の母体は触媒としての個性」
「見つめるナベは煮えない」
「セレンディピティ」
ジェームス W.ヤングという有名なアメリカの広告マンも、この本に書かれているのと同じような事を述べている。思考という事の本質はこういう事なのかと理解というか再認識した。
「見つめるナベは煮えない」ということわざは思考だけでなく、他の事に広く使えるなと思ったので好きなことわざだ。
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旅行の移動中に、手持ち無沙汰だったのでフラっと買ってみたら大当たりでした。
3ヶ月に一回くらいのペースで読み返して、考え方のクセを見直しています。
読み返すごとに新しい発見をさせてくれる本です。
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http://philip826.blog85.fc2.com/blog-entry-65.html
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国語のテストでよくお見かけする外山滋比古氏による『思考の整理学』は、
「若いうちに読んでおきたい本」ベスト10に入る本。
テーマが細かく分けられており、各テーマは数ページしかないので、
時間のある時にちょっとずつ読み進むことができます。
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とりあえず書く。書けば忘れないんだ。本を読むのは早さじゃない。量でもない。本当に必要な情報の「寝かせ」だ。活字の知識は整理されて初めて血肉となるんだ。とにかく量だけ読めばいいと思っている中谷○宏や勝間○代なんか目じゃないぞ。
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論文を書くためにはいろいろなところから素材を集める。机に向かってコツコツ勉強しない。書けないとなやんでいないで、とにかく書き始める。
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思わず★4をつけてしまいました。
★4つの基準に合わなければ
遠慮せずにおっしゃってください。
修正しますの。で
思考の整理法のノウハウが全て詰まっているといっても過言ではないのでしょうか。
概念化による思考の整理(本書では”メタ化”)
忘却とひらめきの循環等、実体験があるのでわかりやすいです。
この本を読んでから、”勇気を持って忘れる”ことをするようになりました。
記憶だけが思考の全てではないのですね。
読んだのは去年なので丁度思考に興味が強かった頃ではありますが、
差し引いても良書なのは間違いないと思います。
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情報を整理し,それに基づき新たなことを考えるための方法を示
した本.意外に特別な方法が書いてあるわけではなく,情報の取
捨選択方法,考える状況作り,について書いてある.
情報の取捨選択方法・・・情報をメタ化してまとめた後,時間を空け
て自分の中で寝かせて,睡眠中に整理させる.
考える状況作り・・・馬上,枕上,厠上で考えるとよい.
2008.07.29(Tue)読了