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投稿者:金吾庄左ェ門 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近江長浜の大名となった羽柴秀吉。その秀吉に仕えることになった虎之助こと加藤清正。自己鍛錬や母への孝養、法華経への信仰を大事にする一方で、石田三成や小西行長とは険悪な関係を構築しながらも、秀吉の下で武功を挙げ続け肥後半国の主となります。
そして朝鮮出兵となるのですが、ここでの清正は戦いに勝ち続けた事以上に、非常に厳しい軍規を守り通しています。
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
豊臣家に命を懸け守り続けた人気武将。その生涯を歴史作家が描いた代表作。色々な逸話が盛りだくさんとなっている。
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熊本に来たので,熊本の人が大好きな清正公について知りたいので,上下巻を古本屋で買い揃えて一気に読んだ.清正が生きた時代背景は把握できがあ,もう少し知りたいことが増えてしまった...
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十五歳で木下藤吉郎(のちの秀吉)に仕えた虎之助(清正)は、股肱と頼む肉親の少い秀吉の重用に応えて、山崎、賎ケ嶽はじめ数々の合戦に名をあげ、ついに肥後の太守となった。小田原城を陥した秀吉を出迎えて、清正はともに故郷中村に錦を飾る。翌天正19年、太閣となった秀吉は朝鮮出兵を決意し、清正と小西行長に先鋒を命じた。
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あくまで、誠実。
そんなキャッチフレーズをつけてしまいそうなアレ風のソレです。
誠意に満ちているから仕方がない!!
杓子定規なのは誠実なので多少融通が利かないとしても仕方がない!!
もう、お前は仕様がないな!!
そんな半ば力技を伴うフォロー(?)がイイ味出してます。
ちょっとデキる子、ベスト惜しい!!武将、そんな匙加減が絶妙です。
そういう清正は大好きだ。
天下は太閤の尊意に任せておけばおkと思っている気がします。
若干残念。
まあ、結果論なんですけど。
そういうk(ry
海音寺さんの外征講座が結構勉強になりました。
小西と真っ向勝負で不倶戴天かと思いきや、まだそうでもない感じです。
清正本なので小西の扱いがヒドいwwとかがないのが平等感満載。
名前小説はそういうことがありがちなのですが、こちらの小説は安心でした。
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全2巻。
海音寺先生の加藤清正。
やっぱ九州だし凄いんだろうと。
期待して読んだものの。
や。
いろいろ正しいと思うんす。
へーってなるし。
読みやすいし。
男っぽいし。
ただ。
やっぱ後期は好みじゃない。
海音寺先生がしゃべってんだもの。
ただ清政は好き。
もっとお話っぽいので読みたかった。
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読みやすく、清正の描写も只管に律義者、気宇も広く、好感が持てます。この小説では小西と最初は仲悪くなく、朝鮮出兵で一気に険悪に(笑)後半になるにつれ、処々で筆者の個人的見解・批評が増え、小説らしさがやや薄れているのが残念かもしれないです。
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蒙古来たる、戦国風流武士を読んでいる。3冊目。豊富な資料の読み込みと著者の史観がはっきりしているおかげで清正像が非常に明確になっている。
前半の本書は少年時代から朝鮮出兵までであるがちょうど秀吉に可愛がられている時期にあたり秀吉の人柄が主に描かれている。清正が如何に秀吉に影響を受けていたかを丁寧に描いていて面白い。
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海音寺版『加藤清正』。
表紙も綺麗でお気に入りです。下巻と並べたいですね。
秀吉に仕え始めた頃から描かれています。
まずびっくりしたことは、1562年生まれ説ではないこと。桶狭間の合戦の時に2歳だったと書いてあるので、1558年生まれの様です。
物語を通して、誠実で豊臣に忠実な人物で描かれています。
司馬遼太郎氏の『関ヶ原』に出てくる清正に比べておとなし目です(笑)
清正公が好きな方にはおススメします。
ちなみに私は電車の中などで読むために結構持ち歩いてます・・・(笑)
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加藤清正の生涯を綴った作品。清正の魅力が全面に出ている分、やや美化されすぎなのではと思うところも少々あり。
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人物伝のような感じ。できるだけ史実をもとに脚色を押さえた書き方は、加藤清正本人を知りたいと思って手に取ったワタシにはちょうど良かったです。朝鮮出兵のくだりは「島津奔る」と併せて読むと良いかと。熊本城を見に行きたくなりました。
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歴史小説ってだいたいそうだと思うけど清正側からしかかかないし都合の悪そうなところはぼやかすからこれぞ!という爽快感はなかった
でも清正がたどった道はわかったのでその点はよかったかな
え、なんでそこでそうする?とかいうことが多々あったけど本当はどうしたんだろう
ちゃんと熊本の治世の基礎を築いた人だからとてもいい人だっただろうなって思いました
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この方は好き嫌いが激しいと思われる。
歴史に忠実かもしれないが、武将列伝で加藤清正を師団長レベルの人間と書いており、清正好きの私にはなぜこの人の話を書くのかという疑問が消せずに読んだ。
そのためか、説明が多く、著者の考えを述べることが多く、小説として入り込めない。
思ったより、加藤清正が悪くかかれてはおらず、ほっとしたが、これよりは池波さんの著書の清正の方がかっこいい。
著者の伊達正宗は尻切れトンボで終わっており、ネットでその理由があまり好きでない武将について連載したので、連載約束期間の終了とともに終わらせたのではないかと書いてあった。
私生活でも、直木賞などを巡って、池波さんを酷評するなど好き嫌いのコントロールが苦手な人に思えて、少し怖い。
著者は戦争を体験して言うらしく、大東亜戦争での経験をたまに述べる。それを踏まえると、引用した人の死を受けて、先を考えず行動せよという意味の考えを清正に語らせているのは感慨深い。
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肥後の国を築いた風雲児の素顔と生涯を描いた大作。
15歳で木下藤吉郎に仕えた加藤虎之助清正、この上巻は秀吉の朝鮮出兵までを。虎之助の母への愛、母の虎之助への教えが素晴らしい。この本の収益は熊本地震の義捐金に寄付されます。