サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

いくさ世を生きて 沖縄戦の女たち みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本

戦争が、人間に、いのちをいとおしむ心を失わせた

2019/06/19 19:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

真尾悦子『いくさ世を生きて 沖縄戦の女たち』を再読了。
30年以上経っての再読であるから初読と変わらない。
だがこの30年の間に自分自身の沖縄体験が増えているので、読み方が変わっているだろう。
沖縄戦体験を聞くために筆者が訪れる各地、浦添の前田、首里石嶺町、喜屋武岬、米須の魂魄の塔など、自分が行ったことがあるので、迫真性がちがう。
体験談は、とにかく壮絶な話ばかりである。
女性の体験談なので、女性としての恐怖、苦しみ、恥辱が数多く語られる。
女性の人権の視点で沖縄戦が語られるのだ。
どれだけの弾薬を使ったとか、何人死んだとか、数字で語るのとはちがうリアリティがある。
「敵のタマはもちろん怖いですよ。でも、身近にいて、いつ、何をするか分からない友軍のほうが、もっと怖かった。うっかり方言をしゃべってもスパイだって言われるんですからね。撃たれたって文句の言いようがない。」
そう語る彼女は
「戦争が、人間に、いのちをいとおしむ心を失わせたんです」とつぶやく。

 この本、hontoで調べると、いまは電子書籍しか取り扱っていないようだ。
惜しくてならない。
いま、この本が新しい読者を獲得しにくいことも、こんな良い本を30年以上も人にも勧めず、教材としても活用せずに来たことも。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

1 件中 1 件~ 1 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。