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亡くなって早3年。
「悲しみよこんにちは」や「冷たい水の中の小さな太陽」、「ブラームスはお好き?」で有名なフランスの女流作家F.サガン(1935〜2004)の49歳の時に描かれた自叙伝。
サガンらしさが見えるいい本です。
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サガンが、サルトルやテネシー・ウィリアムズ、ビリー・ホリデイ、賭け事や、演劇などについて書いたエッセイ。
翻訳だけど、文章はきれいだし、物事や人物の描写は詩的で、抜群。当たり前だけどさ。
スピードや、賭け事について、書かれた章がおもしろかった。
手元におきたい一冊です。
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サガンのインタビューの本を以前に読み、その中で
この本のことが出てきたので図書館で借りて読んでみた。
テーマごとのエッセイ集で賭博とか興味のないものは
あったにしても、やはりサガンの言葉は光ってる。
すごく心に響くし、浸透する。
まるで作家としてこの世に生まれてきたかのような。
そして存在そのものが洒脱で類い稀な宝石のよう。
まさにスターであるサガン。
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サガンという人は、ユーモアに溢れ、鋭い観察眼を持ち、強さと心の奥底には深い愛情を持つ思慮深い人でした。
破天荒で浪費家でスキャンダラスなイメージとはかけ離れた一面を垣間見ることができ、先入観が払拭されました、なんてそんなに知ってたこともないんだけど。
作家の感性はすごいなあ。