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大学入試に失敗した春休みに読んだ本。まさに人生観を変えてくれた。この本を読んで以来、尊敬する人物は坂本龍馬となった。ページが減っていくのが惜しい本であった。
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幕府・藩といった近視眼的な発想ではなく、日本を背負う・変えていくという気概が、唯一無二の存在と云わしめる所以だと思う。また幕府側でありながら、勝海舟という人間のスケールにも魅了された。
また交渉術などは、ビジネスマンとして見習うべきものが多く、最後まで相手を言い負かしても、恨み以外何も生まないなど、学ぶ点が多々あった。
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(1988.11.23読了)(1987.05.03購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。―時勢はこの後、坂を転げるように維新にたどりつく。しかし竜馬はそれを見とどけることもなく、歴史の扉を未来へ押しあけたまま、流星のように…。
☆関連図書(既読)
「竜馬がゆく(一)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.06.25
「竜馬がゆく(二)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25
「竜馬がゆく(三)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25
「竜馬がゆく(四)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.07.25
「竜馬がゆく(五)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.08.25
「竜馬がゆく(六)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.08.25
「竜馬がゆく(七)」司馬遼太郎著、文春文庫、1975.08.25
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幕府の役人に大政奉還を主張するために、永井主水正(尚志)枳穀邸を訪問し、仙人対話と称して回答を強いる場面は引き込まれます。後藤象二郎と近藤勇の初対面を見て永井尚志が大政奉還をする決意をした場面、竜馬と中岡慎太郎の最後は思ったよりあっさりし、既に竜馬が政府に参画をしないことを標榜している後であるだけに、大きな事件でなくなったとの著者のスタンスがより一層、竜馬という人の一陣の風としての爽やかな魅力を高めてくれたように思います。竜馬と後藤の功績と、岩倉・西郷・大久保のその後の活躍を思う時に、その対立の芽を感じたということは、初聞であるにしても、頷けるところです。
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”艦これ”夏イベの間の時間つぶしのお供としてw
数年ぶり何度目かの再読。
ハマダは司馬作品でもなぜか「竜馬がゆく」はイマイチ
はまりきれません。今読むとさすがにやや古臭くもあるし
何よりも長すぎる感あり。面白いことは間違いないんですが。
しかし、ハマダの中の「竜馬がゆく」像が「お~い!竜馬」や
「風雲児たち」シリーズの龍馬などとかなりミックスされていて
今改めて読み返して相当に混乱しました^^;
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2018/10 1冊目(2018年通算134冊目)。大政奉還という大きな仕事をやり遂げた龍馬。日本がこれから新しい道を歩んでいき、新しい社会を見ることが出来ずに暗殺されてしまうのは残念でならない。もしこの人が明治の時代を生きていたのなら、日本はどうなっていただろう。そう思うと複雑な気持ちになった。さて約一か月かけて「坂本龍馬」の話を読んだが、変革という志は持っていたが、思想的にではなく商業的に活動して幕末の歴史を変えていったという点は意外に思った。とはいえ、この辺の歴史の流れが頭に入っていないと、半分も楽しむことが出来ない。自分自身の歴史観のなさを痛切に感じる。もっともっとこの時代のことが知りたくなったので、この辺の歴史が俯瞰的に読むことが出来る副読本があれば、それを読んでまた挑戦してみたいと思う。感想はこんなところです。
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大政奉還の根回しに取り掛かった時に勃発した、長崎での英人斬殺事件。幕末の日本に関する記録を残したアーネスト・サトウの本も併せて読みたい。竜馬の活躍の場は西日本に限られた。岩倉具視の朝廷工作と、竜馬たちの大政奉還という革命的な動きの競争は、間一髪で大政奉還が制した。新政府の人事案に竜馬は自分の名を入れず、世界の海援隊として漕ぎ出そうとしていた矢先の暗殺! この期に及んで竜馬を暗殺しなければならない理由は何だったのか? 御一新を達成させるために天が遣わした男としか思えない。
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久しぶりの帰省で見つけた本を備忘録として登録。
自分でも内容をよく覚えてないのでレビューが書けません。