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山内一豊とその奥さん千代の話なんだけど、一番最後の山内一豊のやり口が許せない。
まあ、実話だから仕方ないわけだけど、後味があまり良くない作品。
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信長に仕えた普通の武士伊右衛門の物語と思いつつ、実の主人公は彼の妻千代である物語です。2006年の大河ドラマが決定しています。
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50石の冴えない武士が後に一国一城の主・土佐藩主となった山内一豊。彼を内助の功でささえて千代のお話。2006年大河ドラマの原作です。
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NHK大河では、美男美女のカップルになってしまった一豊様と千代の戦国成り上がり劇。おもろうてやがてかなし。
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土佐の大名となった山内一豊とその妻千代の物語。千代が内心であまりに伊右衛門(一豊)を小馬鹿に思う場面が多くて、むかむかしてしょうがなかった。大河ドラマでは仲間由紀恵が多分良妻として演じるでしょうから多分むかつかないと思うけど。
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ちょうど司馬遼太郎の『項羽と劉邦』を読んでいたときに、来年の大河が同じ著者の『功名が辻』だという情報を得て、友人から全巻を借りた。美しく聡明な女房の力と自身のまっすぐな生き方で大名になった男の物語。日本を動かす人間ではなく、荒唐無稽な物語でもなく、身の丈を知ってそこそこに成功する感覚が心地よい。今度の大河は見ようと思う。
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司馬遼太郎の作品で一番最初に読みました。すごく読みやすいってことと、文章うまいなぁってことがまず実感。大河ドラマになるみたいやし、まず読んでみたら?? おすすめっす!
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二巻までしか読んでないのですが(…)凡庸だが律儀者の一豊と美しく聡明な千代、二人で共に戦乱の世を上がっていく様がテンポよく描かれていて読みやすい。早く続きを読まないと…(全四巻)
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山之内一豊の話。5-6年前に読みました。06のNHK大河ドラマになるそうですねー。
個人的には司馬作品でトップ5には入れたいです。もう一回読み直してみたい。。。(果たして家にあるのか心配)
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長編歴史モノを読むのは久々なので読み応えがある。激動の時代なので当たり前だけど面白い。一豊はさておき、千代が素晴らしい。見習いたい。
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「前だけを見なされ。今日の夕暮れには生きて夕餉が食えぬかもしれぬのがわれら武者というものでござるぞ。合戦は、夜か、おそくともあす昧爽か。そのときいかに功名をたてるか、それだけを考えならせばよい」
(P.94)
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人生を真っ当に生きようと思うなら歴史を知るべし。。。というようなフレーズを偉人がどこかで発言していた記憶があります。歴史の事も記述していて、その時代背景も伝わるし話の内容も申し分ない。。。どのくらい人気があるのかわからないが、大河ドラマになるのわ賛成、納得の一品。。
1話目は・・・信長〜秀吉らへんの時代のお話。
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(2006.01.11読了)(2005.12.07購入)
2006年のNHK大河ドラマの原作です。山内(伊右衛門)一豊とその妻、(若宮)千代の物語です。
歴史小説というよりは、大衆娯楽小説と言うところです。全体的に軽快ですし、セックスシーンも結構出てきます。妻の千代以外に、小りんと言う諜者の手先が出てきて一豊とよろしくやっている。これは、読者サービスと言うことでしょう。
全4巻の第一巻は、伊右衛門と千代の結婚の話から始まり、奥州産の駿馬を手に入れ、天皇臨御の馬揃えまでです。
伊右衛門の知行は50石、馬廻役。亡父以来の郎党が二人いる。祖父江新右衛門と五藤吉兵衛。どちらも伊右衛門より10歳上。「十四歳で父を失って放浪した伊右衛門を、この二人が、親燕が子燕に育ませるようにして今日まで育ててきた。」(11頁)
千代の父、「若宮喜助は、北近江に強勢を張っていた戦国大名浅井氏の家来で、ひとり娘の千代が四歳の時に戦死した。母法秀尼は千代を連れて近江を去り、美濃に来て、親戚の不破家に身を寄せたのである。」(13頁)
(大河ドラマでは、法秀尼は、一豊の母になっている!?)
「不破家は、美濃三人衆の一軒に数えられるほどの大郷士で、当主市之丞の妻は、法秀尼の姉に当たる。」(14頁)
婚礼に際し、市之丞は、千代の隠し金として金十枚、鏡箱に収めて持たせた。
(これが、例の馬の代金になる。日々の生活の中で貯めたへそくりだと思っていたので、これはちょっとがっかりです。)
●出家について(15頁)
美濃では、いやこれは昭和初年代までそうだが、―一人出家すれば九族天に生ず、と言う思想があり、相当豪家では、一族の一人は出家させる慣習があった。
●新婚の夜(26頁)
「およばずながら、山内伊右衛門一豊様が、一国一城の主になられますまで、千代が懸命にお助けいたします。その誓いを、この夜、立てたかったのでございます」
●母の教え(32頁)
千代が母親の法秀尼から教えられた知恵は、「男と言うものはいくつになっても子供で、生涯、子供を育てるようなつもりで夫を育ててゆけばよい」と言うことであった。
●長篠合戦について(219頁)
長篠にある家康の最前線がほとんど壊滅するまで、信長が出動を命じなかったことについて、司馬遼太郎が海音寺潮五郎氏と話したとき、海音寺氏は「梅雨時だったからでしょう」と言われた。
信長は、この戦闘で、世界戦史上、最初の「一斉射撃」を準備していた。それによって一挙に武田の騎馬隊を壊滅させようと考えていた。しかし雨では、鉄砲の火縄がぬれて射撃は不能になるのである。これでいっさいの疑問は解ける。
著者 司馬 遼太郎
1923年 大阪市生まれ
大阪外国語学校蒙古語科卒業
1960年 「梟の城」で第42回直木賞受賞
1996年 逝去
(「BOOK」データベースより)amazon
天下にむかってはなばなしく起ち上った織田信長の家中に、ぼろぼろ伊右衛門とよばれる、うだつの上らない武士がいた。その彼に、賢くて美しい嫁がくるという…伊右衛門は妻千代の励ましを受けて、功名をめざして駈けてゆく。戦国時代、夫婦が手をとりあってついには土佐一国の大名の地位をえた山内一豊の痛快物語。全四冊。
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購入者:坂野
もともと歴史が好きで自分では幕末の新撰組が大好きなのですが、何度かドラマにもされているので読みました。話が長いです。
丸橋
山内一豊と千代の結婚から、金ヶ崎、姉川、長篠、そして信長政権最大のイベントである安土の馬揃えまで。功名の為、必死で仕事をする一豊に現代サラリーマンの理想像が垣間見えます。それ以上の見所は、夫の操縦術。全てが千代の掌の上の出来事のような錯覚を受けます。
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司馬遼太郎、敬遠してたんだけど、読んだら面白かった。
1から3巻まではすごく軽く読めたんだけど、4巻巻末には切なくなってしまった。
最後の最後で哀愁が漂うんだよね。だんなが凡人であることを悲しく思う、非凡な妻。
悲しく思うだけだから、よけいに悲しい。