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三島由紀夫なんで苦手〜って人が多いかもしらいけど
これは、かなり現代的で読みやすいです
そして、「別れの美学」なんかは、苦笑い+納得
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行動の尊さを述べる一方で行動の空しさが常に提示されている。
小説よりも遥かに率直に三島の考えが述べられていて読みやすい。理解しやすいかというともちろん別なのだけれど。
それにしても30年近く前に書かれたものなのに色あせないのはさすがですね。とても示唆に富んだ指摘に満ちている素敵な書籍です。
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大好きな本。
三島由紀夫の小説は、気にはなっていたがちょっと手が出ないなぁと思っていた時期に読んだ。
彼の人となりに少し触れられた気がする作品。
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初めて三島由紀夫読みました
三島由紀夫=割腹自殺なイメージだったから
もっと偏った文章かとおもいきや
30年以上前なのに今にも通じる皮肉と的確な指摘はよんでいて面白かったです
「手紙のおわり」の
「いづれ春永に」という言葉
私もすきになりました
言葉1つで涙がでそうになりました
何の躊躇いもなく使える日が来ることを目標にしたいと思います
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3本立てになっているのに、しばらく気づかなかった。。
? 行動学入門
? おわりの美学
? 革命哲学としての陽明学
特に?は漢字、文章ともに難しく読みにくかった。
行動学入門というからには、三島の考えが凝縮しているのではないかと期待していたが、期待のしすぎだった。
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読んだ。
ただ一読したという感じで、も一度読んでみないと…の一冊。
並行して読もうとしていた「不道徳教育講座」は止まっている(−−;
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▼ 100文字感想 ▼
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「行動学入門」「おわりの美学」「革命哲学として
の陽明学」の三部からなるエッセイ集。自分は生
きているが、果たして行動しているだろうか?と、
深く考えさせられた。悔いのないように生きたい。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■機とは煮詰まることである
■ハイジャック事件にも見られるように、その政治
的効果は巨大であり、ハイジャック事件が起きる
前と起きた後では、現実の社会を組み立ててい
た政治的条件はすでにある変化をみせた。少な
くとも組み合わせが変わったのである
■電話の最後の一言は、たしかに人の運命を左
右することさえあります。「そうかねぇ、へぇ…」
でガチャンと電話が切れるとする。その声の調
子、この「…」の効果だけで、相手を自殺へと追
い込むことさえあります
■「おわらない流行」とは、つまり、突然、人々の
手の届かないところへ行ってしまうこと
■手紙は遠くからやってきた一つの小舟です……
その遠ざかる燈籠の灯影がちらほらとまたたい
て、岸にいる私たちに、忘れがたい思いを残す
ことがある。それが手紙の結びの文句です
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行動学入門ってことで、もちろん行動学についても書かれているんだけど、そこは難しくて読んで無くて笑、「○○のおわり」っていうテーマを主として、さまざまなおわりについて書かれているのがとても楽しいー!!
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購入済み
出版社/著者からの内容紹介
行動は肉体の芸術である。にもかかわらず行動を忘れ、いたずらに弁舌だけが横行する現代の風潮を憂えて、男としての爽快な生き方のモデルを示したエッセイ集。死の直前に刊行された。解・虫明
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行動学入門、おわりの美学、革命哲学としての陽明学の3つのエッセイが収録されている。
あとがきによると軽く書かれた作品。ただ、三島氏の美、死、革命についての哲学が良くわかる作品。
他の作品を読んでいても感じることだが、有終の美は死をもって成すとするならば、氏の最後もより感慨深いものとなる。
二度、三度と読める作品。
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行動の美しさ。
三島由紀夫が考える行動の意味。
三島由紀夫の考え、文章は嫌いじゃないなー。
「若者よ、もやしのようなインテリになるな!」です。
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三島由紀夫の小説とくらべるとだいぶ軽い読み物なんだけれど、本人の考えていたことをうかがい知るヒントになるものだと思った。
あとがきで本人もそのようなことを書いていることだし。
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後書きによると行動学入門と革命哲学としての陽明学は口述筆記したという。口頭でこれだけの内容を理路整然と話せるという知識量と話術に改めて驚いた。著者としては軽く書いたと書いてあるが軽くはなかったが、終わりの美学は軽く読めた。宝石の終わりが特に面白かった。革命哲学としての陽明学は新書で一冊出せるくらいの内容で陽明学の入門書でもある。
大塩平八郎、西郷隆盛、乃木大将、及び明治維新の原動力に陽明学があったというのは新しい知見だった。
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自分には行動力が足りないと常々思っているのだが、そんな折、書店で偶然目にとまった三島の行動学入門。
内容は「行動学入門」「終わりの美学」「革命哲学としての陽明学」という三つのエッセイからなる。
行動といっても様々なものがあるわけだが、そのほとんどが軍事的行動において語られている点で、思想の方向性をうかがい知ることができる。
三島は昭和45年11月に自決するが、この本のあとがきはその一ヶ月前に書かれている。
あとがきにおいて、彼は以下のように綴っている。
「(…)こういう軽い形で自分の考えを語って、人は案外本音に達していることが多いものだ。(…)いつかまた時を経て、『あいつはあんな形で、こういうことを言いたかったんだな』という、暗喩をさとってくれるかもしれない」
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三島由紀夫ファンにはたまらない。
哲学的な一面もあって読みやすい。
そういう考え方もあるんだなーって感じです