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長曾我部一家(元親・菜々・信親)は皆美形だ!!と読んでて思い込める。
後はもう、処々すべてネタに見えてきた…アカン、元親大好きになってきた…!(脳内イメージはBASARAの元親)
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「あと十年早く生まれていれば天下を統一できた。」とは伊達政宗の言葉。
同様に元親も
「僻地の土佐ではなく東海の地に生まれていれば天下を統一できた。」と嘆く。
天下統一を夢見ながら本能寺で倒れた信長の後を収拾し引き継いだ秀吉の前に、一度は戦を試みたが成すすべなくひれ伏す元親の姿がそこにあった。
四国全土を統一を夢見、中央を脅かした風雲児元 親の生涯の物語。
若く血気盛んな元親とは対照的に、晩年は野望を待たず静かに土佐において余生を暮らす。
秀吉の傘下のもと、九州島津征伐の際に自分よりも経験という面を除いて全て優れている世継の弥三郎信親を亡くし、そのすぐ後に正室の菜々をも失う。拠り所の無い晩年の元親の姿は儚く、どこか哀愁漂う。
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素晴らしい。泣ける。尊敬する人は父ですと言わないあなたに読んでほしい。世界はこうやって広がってきた。
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四国から覇を唱えようとした、長宗我部元親。
地理的要因で中央に出ることはできなかったことで、運が悪かったと本人に言わせているが、その裏で天下を取るには器量が足りなかったとも結論付けている。
四国統一に時間を費やし、その間に秀吉の天下統一事業が完結したことで、晩年は悔しさを滲ませながら、太閤に仕え、そして関が原で滅びていく長宗我部家。
戦国の世の戦の仕方、武士の誉れの考え方などが、敗者の眼から見た世界がよく語られている。
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自家の存続と、自らの信念を貫くことを天秤にかけて悩む元親。
信念を諦めてからの凋落ぶりに、考えさせられた。
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再読終了。
作家はこの人物をどう扱いたかったのかな?何か一通り史上の人物を抑えるぞ、みたいな感じもなくはなく。
それだけ中途半端な感じなんですが、日本という小さき世界ではこういうことになるのかな?それこそムラの長の戦いみたいな感じに終始したなぁ、特に下巻は。
何か哀しいというか、身につまされるというか。