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深く心に残る作品です
2019/01/27 19:05
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
長崎に原子力爆弾が投下されて3年目の夏から物語はスタートする。華僑2世の慶子と絵描きの晋はお互いを認め合い、いたわりあいながら愛し合っていく。その二人を原爆の残した放射能がどんどんと侵食していく。日本に生まれながら華僑としてのアイデンティティーにこだわる慶子に晋は「何もそこまで華僑、華僑とこだわらなくても」とすかしながら宥めるのだけど、それは晋が「君が華僑でも日本人でも僕の好きという気持ちは変わりないのだから」という本音がでた言葉なのだろう。原爆症で死んでいった彼の最後の作品は色彩の綺麗な彼のいつもの作品ではなくて、色のない木々が描かれていた。彼は死をまじかにして慶子という存在をもってしても無だったとしたら悲しい
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