投稿元:
レビューを見る
自己破壊の為に売り専ボーイになる主人公。この世界に身をおく者の葛藤や迷いを描き出している。
当時衝撃的だった本
投稿元:
レビューを見る
二丁目で売春をする異性愛者?の少年の物語。
結構ホモフォビック・ミソジナスなので全体的にとはいかないが、自我を持て余し、傷つけずにはいられない心には暗い共感を覚える部分もある。
コンビニが「24時間ストア」とあるところに1989年を感じた。
投稿元:
レビューを見る
新宿二丁目の売り子の話。
アングラ一直線。前情報がないと引いたかも。
少し覗けた気がする。面白かった。
この本は図書館の除籍本。
もし小学生の手に渡ってたらそして何か開花したらどうするんだろう。うわー。
投稿元:
レビューを見る
これは読者を選ぶ小説。
ウリ専で働く10代の若者の視点を軸に、現代の若者の心の虚無みたいなものを描いてる。
それだけなら別に読者を選ばないんだが、作中、頻繁に男同士のセックスの描写があり、人によっては嫌悪感すら抱かせてしまうかも。
発刊された当時は、わりと話題になって、当然、自分も読んだんだが、今回、図書館で借りてきて、何十年ぶりに再読。
ウリ専で遊んだ事のある人や、ウリ専で働いてた人には、すんなり受け入れられるんじゃないか?
同じようなウリ専を舞台にした小説に、橋口亮輔の「二十歳の微熱」もあるが、両方を比べて読んでみると良いかも。ちなみに「二十歳の微熱」は袴田吉彦主演で映画化もされている。