サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

村上春樹全作品 1979〜1989 3 短篇集 1 みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー13件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
13 件中 1 件~ 13 件を表示

紙の本

読みもらしたものが多数

2016/02/10 06:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earthbound - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みもらした短編が多数有ったのですが、全集のお陰で読むことが出来ました。
また、筆者自身の解説が秀逸です。
余り自身の小説の内容について語らないので、非常に面白いです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

我が家では本の左上、あの切手を模したデザインが評判です。この巻は短篇なのでいろいろなタイプの作品を楽しめます。個人的には「カンガルー通信」と「踊る小人」ですか・・・

2008/07/12 20:25

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

装幀は和田誠ですが、本の左上、キノコの切手が可愛いです。これ以外は何もない、それで見せるわけです。あとは表紙の紙質と背の文字のレイアウト、函です。シンプルに決める、というのはある意味全集の基本ですが、切手、はないです。これだけでも装幀史に残るんじゃないか、なんて思います。

さてこの本、初版は1990年で手元にあるのは2003年で6刷となっています。派手ではありませんが、コンスタントに売れているのでしょう、ネット書店でみても古書でない本が待たずに入手できるというのは立派です。とはいえ、私はこれまで全く読もうとしてこなかったこの全集で、彼の短篇を読むことが出来ました。

中国行きのスロウ・ボート 「海」1980年4月号:記念すべき初めての短篇。タイトルが先にあって書かれたという。
貧乏な叔母さんの話    「新潮」1980年12月号:メイキングにもなっている、ある意味メタ小説。
ニューヨーク炭鉱の悲劇  「ブルータス」1981年3月15日号:ビージーズのヒットソングのタイトルありき、の小説。
カンガルー通信      「新潮」1981年10月号:カセットテープ小説として書かれたという村上お気に入りのお話。デパートに村上が苦情を言っていた、というのは笑える。
午後の最後の芝生      「宝島」1982年8月号:今回、余り手が加わらなかったという小説。こういうバイトの人、好き。
土の中の彼女の小さな犬  「すばる」1982年11月号:村上が気に入っていない、という作品。
シドニーのグリーン・ストリート 「海」臨時増刊「子どもの宇宙」1982年12月号:『マルタの鷹』にでてくる通りから思いつかれた話。
     ――以上『中国行きのスロウ・ボート』(1983年 中央公論社刊)所収

螢            「中央公論」1983年1月号:まとうなリアリズム小説を目指したとか。『ノルウェイの森』の元となった話。
納屋を焼く        「新潮」1983年1月号:フォークナーの小説のタイトルから思いつかれた作品。
めくらやなぎと眠る女   「文学界」1983年12月号:「めくらやなぎ」という言葉が気に入って書かれたという。
踊る小人         「新潮」1984年1月号:本人自ら創作の経緯を「謎」という、ハード・フェアリテイル。
三つのドイツ幻想      「ブルータス」1984年4月15日号:ドイツ取材に基づく作品。
     ――以上『蛍・納屋を焼く・その他の短篇』(1984年 新潮社刊)所収

雨の日の女#241・#242 「L’E」1987年1月号:雑誌に発表されたまま短篇集にはいらず、この全集に入った作品。

〈英訳初出誌〉
『貧乏な叔母さんの話』「ニューヨーカー」’01/11/26
『ニューヨーク炭鉱の悲劇』「ニューヨーカー」’99/1/11
『納屋を焼く』「ニューヨーカー」’92/11/2

バラエティに富んだ内容なのと、いわゆる構造がはっきりしたエンタメではなく、文学系エンタメなので詳細は書きません。ただ私の好みで言えば、やっぱりおだやかでユーモラスな探偵譚「カンガルー通信」と「午後の最後の芝生」、土俗民話的な「踊る小人」が好きです。特に前の二つは、村上以外のだれも書けない作品でしょう。

本文にあとがきはついていませんが、「自作を語る」短篇小説への試み、という月報みたいなものがついていて、そこで創作姿勢や今回、どれほど加筆修正されたかなどが詳しく述べられています。二編の短篇集では、後者のほうが手が入っているというのは、内容が難しくなっているせいではないでしょうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/05/31 17:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/03/21 22:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/01/24 23:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/09/30 22:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/08/18 19:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/10/14 09:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/09/14 11:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/09/24 14:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/08/04 13:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/04/04 12:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/09/25 18:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

13 件中 1 件~ 13 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。