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銀バラと新花織を中心にしたファンブック。
銀バラシリーズ再読中につき、同シリーズの書き下ろし短編「銀狼ロマンス」を読むために出したものの、当然のように全巻読破。
あー、楽しかった♪
新花織は読んでいなかったので、イラストがさいとうちほさんだということをすこーんと忘れていて、「ばら物語」の漫画版や美麗なカラーイラストを見て、トクした気分に。
しもがやさん&みらいさんとの対談は、印象強かったのでほぼ記憶どおり。
銀バラ以前から、しもがやさん&みらいさんの絵が好きだったわたしは、荷物にまぎれこんでいたイラストからお二人を探したというひとみ先生に当時感謝したものです。
さて肝心の「銀狼ロマンス」。
番外編的な短編で、ヨーロッパの香り漂う「銀バラ」には珍しく和風味。
聖宝も出てこず、レオンや冷泉寺さんも出張中。
留守組が巻き込まれた事件は、ある女の子がかけた呪術が原因で……。
レオンの代わりに、ユメミたちを助けてくれるのは「10代で初めての大阿闍梨で生身不動明王で、修験者の至宝!」と呼ばれる真矢和臣。
ページ数が少ないせいかあまり書き込まれていないけれど、かっこいい雰囲気たっぷりなので、新作のほうでも出てくれるといいな。
しかし、書き下ろしの短編・漫画・イラスト・写真・対談が収録、しかもほとんどカラー!なのに通常の本編よりお安い値段でオドロキ!!
太っ腹だったんだなぁ、ひとみ先生&コバルト文庫。