紙の本
魔術師による魔術小説
2023/05/04 11:58
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投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
Ozzy OSbourneの曲"Mr. Crowely"のモチーフとして知られる、魔術師アレイスター・クロウリーの著作。
正直、よくわからない本。
だけど、魔術を実践していた人が書いた小説ということで、オカルトに興味がある人は読んでみた方がいいかもしれない。
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20世紀最大の魔術師アレイスター・クロウリーの作品。クロウリー自身の魔術的知識がふんだんに盛り込まれている。よって難解な作品に。
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ある意味面白かったっす。そもそもクロウリーってのが注目どころだし、キャラクターとしてどこかで見たような名前やら何やら出てくるし。見たような、と思わなくても注釈見てモデルが誰、とか書いてあると、あー、関係者にそんな名前の人がいたよな、とか思うし。
ということで、ゴールデン・ドーン関連とかに興味のある人は、ある意味面白いのではないかな。ただ小説としては読みにくい部類です。注釈は多いし(時事ネタもふんだんに取り入れているためか?)、文章も固いので。
ストーリーは普通かなあ。ああ、でも最後のどんでん返しはなかなかでした。可哀相なキャラクターはいるけどね…。
[2005/03/25読了]
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復刊であった子を拾ってきた
図書館で前読んだだけだから懐かしいw
【BGM:Philia/Versailles】http://youtu.be/SGJ4FQrLCzM?hd=1
10/15追記。
昨日は歴史と魔法書関連のデータを掘り出しお勉強w
再度、本日挑戦し読了
難しいですよねぇ
面白いんだけど、読むのが大変。
知識がないと読めない本って何(°Д°≡°Д°)
いえ、この子は注釈あるから注釈確認しながらなら読めるんだけどね
注釈確認しながらじゃ楽しめないじゃないか
ところでこれ、ジャンルって何になるんですか?
その他にしといたけど……
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意味不明なものを想像していたのだが、読んでみると読者サービスとも身内のじゃれ合いとも取れる描写もあったので楽しめた。
専門用語やら哲学的なパート・会話も意味はわからんが面白い、という感じで著者の多才さに舌を巻いた。
旧<黄金の夜明け団>関係者をモデルにした登場人物とそれに対する悪口が続出するのと、著者が自身を主人公シリルとその老師のモデルに採用して善なる魔術師として描写するのが(世間への弁明のようで)笑えた。ことにシリルの剽軽さが自分の知る限りのクロウリーの印象と違うのも興味深かった。それでいてダグラスの死骸を見てシリルが涙したのには感動を覚えた。なんだかんだで慕ってたんだなぁ……。
物語もさることながら偉大な魔術師である著者による数々の魔術の理論と実践が作中に描かれているのは流石と言うべきか。
愛すべきオカルト冒険中二病小説。
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20世紀最大の魔術師アレイスター・クロウリーの異色の魔術師小説。クロウリーの魔術教義に則り、ムーンチャイルドを生み出す、という壮大な物語。随所に散りばめられた実在の人物(多くがクロウリーと敵対した人物)に対する風刺、というよりもほとんど悪口も面白い。結局のところムーンチャイルドが何を意味するのか、何のために生む出すのかは、最後までよくわからないけれど、それはそれとしてなかなか面白かった。クロウリーの著作では「法の書」「トートの書」も持っているがそっちはもっとわからないので…。