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T・H・クックの小説が好きなので 今回も楽しみました。
恐慌時代のNY、ユダヤ人、労働組合Etc。
ヒーローの探偵の孤独感も。
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前作の「だれも知らない女」で、いい文書くナーと思っていたトマス・H・クック。2作目読了。前作と劣らず、探偵小説の少しづつ謎が解けてく様は、いいです。主人公フランクの、ちょっと排他的な、交わらない自分の世界が好感。孤独を愛する男っていうの…ローレンス・ブロックがハードボイルドなので、淡々とした感じもいい。益々、好きになりました。
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久々に出会った、私立探偵が主人公のハードボイルド・ミステリー。
トマス・クックの初期作品だが、ハンナの人生を解明していくところは以後の作品の雰囲気がある。
だが、結局ハンナの手首はどこへ? キンケイドはなぜハンナの夫の手首を持っていたのか? 伏線が未回収なところが気になった。
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う〜ん、やっぱりこの手の話はもう古いのかな?
でも、またそれがいいのだが。
フランクみたいな生き方は、辛いだろうな。
プロットは御都合主義のところもあるし、話しの完成度としても首をひねるところはあるが、水準はクリアしてる。
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エルロイの秘密操作と似た設定。元警官で私立探偵、階層違いの女性と暮らしている。
1930年代のNYファッション業界のお針子ストライキの話が一つの核。
ところが後半、というか最後の方で話があらぬ方向に転がって行って、
殺人犯の正体や動機に唐突感があって???みたいな格好になってしまうのが残念。
主人公を手助けするファルークの存在が面白い。