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塔馬双太郎大学同窓シリーズ?第一弾。
チョーサク・リサ・オケイ初登場。
浮世絵ミステリーシリーズの塔馬の大学時代が明らかに(笑)
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雪の温泉宿に集まった学生時代の仲間が次々と殺されていく。 う〜ん、ミステリはイマイチ苦手なんですけど、高橋さんのは読んじゃう。謎解き以外のとこが面白いからかな。心理描写とか。塔馬さん好き。
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東北の温泉宿に集まった大学時代のサークルの仲間たちが遭遇する連続殺人・・・という「外界隔絶物」という「本格ミステリ」にありがちの設定でありながら、「本格」というジャンルにしばられず、登場人物たちの心情をおいながらドラマが進む。本格を期待する向きには物足りないだろうが、筋運びが興味を引っ張っていきテンポがよく一気に読める。新聞記事の切り抜きという小道具が個人的に好き。
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ミステリーとしては 筋立ては まあ ありきたりだが それよりも 昭和46年を 懐かしむことが できた。
自分自身の 青春時代 そして 今に至る その 軌跡をも振り返れたかな、、、
探偵役が もう少し鋭いと もっと 面白いかもしれない。
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浮世絵シリーズに出てくる塔馬双太郎とともに、大学時代の同窓生(リサ&チョーサク)が登場。
クローズドサークル的なシチュエーションの中での猟奇的な連続殺人事件。容疑者は限られた人数の中にいて、更に皆、かつての大学サークルの仲間同士。お互いが疑心暗鬼に陥り、更にタイムカプセルに収めた過去の新聞記事を巡って虚実の駆け引きが行われる。
世代が登場人物たちと違うので、新聞記事の重大事件にあまりピンとこなかったのが残念。同世代だったら、もっともっと楽しめたはず。でも、最後まで飽きずに面白く読めた。
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初めて出会ったのはは小学生の時で、題名に惹かれ、怯えながら読みました。ドラマ等の影響でタイムカプセルというものに憧れを感じていた頃だったので、指が出てきた時の衝撃といったらなかったです…。夜、トイレが怖くなるとわかっていながら読み進めてしまう不吉な魅力がありました。誰が犯人か?と疑心暗鬼になって、子どもながら人間の怖さを教えてもらいました。成長した今、また読んでみたいです。ま、読まないでしょうけどね。へへん
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オーソドックスな『嵐の山荘』ものですが、残念ながら驚愕するような展開や真相はありません。
ただ、13回忌の法要代わりに開けられたタイムカプセルが謎を解く鍵になっているのと、実際に起きた昭和の大事件が背景になっているところが面白いですし、青春時代の思い出が物語を奥深いものにしており読み応えがあります。
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高橋克彦作品、ハマってしまったかも……
というのも、主人公が浮世絵の研究をしていたりと、浮世絵三部作を思い出したり、なんとなく関連性を感じたりもして楽しい。
最初はアクが強すぎて、うっと思っていた登場人物(チョーサク)も読み進めていくうちに、
友達になる過程のように、あなたはそういう人だよね(笑)、という印象に変わっていたりして面白い。
ある意味冬の密室物としては王道っぽいけれど、
タイムカプセルや、キーパーソンの名前がパンドラという好奇心をくすぐられる設定がたまらない。
ラストは、終章タイトルパンドラ・サッドケースにふさわしく、かなしく寂しい。
エピローグはなんとなく期待をしていた展開になっていて、「こういうの好き!」という感じでした。
著作リストを見ると、ホラーも書いているようなのでそちらも読みたい。
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恩田さんの、「歩道橋シネマ」の解説に紹介されていた本。古いもので図書館取り寄せになったけど、読む価値あり!!
正統派本格ミステリで、雪山のクローズドサークルに探偵にロジック組み立てするする進む物語展開。ノーストレス!!
大学のサークル仲間が埋めたタイムカプセル。仲間内の13回忌に開ける約束をし、実際に開けるところから物語がどんどん思わぬ方向に。少ないヒントから少しずつ全貌が定かになるのが小気味いい。