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青山南好きだなー。本の雑誌などに連載されていた翻訳や海外文学にまつわるエッセイ。初出が1984年とかって、すげえよな。ふつうに今も読める。本屋に行っても置いてないけどな。
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翻訳家エッセイのハシリ、といえば、この人かも。
軽妙で、含みもあるけどちょっっと洒脱でもあって、上手いもんだなあ、と。
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福岡先生の本に出てきたので興味を持ち、図書館で借りてみました。読み終えるまでに随分時間がかかりました…。それにしても世の中には面白そうな本がたくさんあるなあ~とおののきます。自分が一生かかっても全ての蔵書を読みつくすなんて出来ないんだろうなと思うと頼もしいような、寂しいようなそんな気分になります。
翻訳ってのは難しいお仕事だろうなあとしみじみ思いました。大学の時の教授は訳す時に訳しにくいからと言って原作者が使った単語をなかった事にするのは言語道断、と言う方だったので(まあ扱っている作品が古い時代の物だったせいもあるでしょうが)最新の英文なんぞとは違うんだろうなあと思ったりそんな簡単に意訳とかでいいのかなあと思ったり。失語症の人たちのHiは失語症なんだし別に全員同じ訳で良いんじゃないかな?と生意気を承知で思ったりしました。
まあでも翻訳して頂いているおかげでこれだけたくさんの本を読むことが出来るのだからありがたい限りです。翻訳と言う作業は日本語が出来る方が行う仕事なんだな、と思いました。
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少し古い本になるけれど、アメリカ文学者である著者による翻訳あるある集、といったような内容。ざっくり説明しすぎかな(笑)
わざわざ冒頭に「古い」と置いただけあって、内容は非常に一昔前のもの。今では当たり前のように使われているカタカナ英語についてもつぶさに言及している。そこまで言わんでも…という領域まで。
もしかしたら当時の翻訳事情を垣間見える資料となるのかもしれないけれど、その道に特に興味ない僕としては、ちょいと手すきな時に気晴らしに読むのに非常に適した一冊です。
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軽妙な語り口で肩肘張らずに読めた。下読みなしで、いきなり訳すのって素人からしても凄い(というか無謀)なーと思うよ!
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2017年9月29日
ニッポン放送のラジオ番組
『上白石萌音 good-night letter』
で推薦談を残しています。
https://news.1242.com/article/126807