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紙の本
和田さんの猫でいっぱいの本
2019/11/09 14:24
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投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
1991年刊行の、和田誠の様々な作品の中から猫に関係するものを集めたもの。
扉の文字を別として、猫の中ではきっと有名なチェシャ猫から始まり、和田さんのライフワークのようだった週刊文春の表紙で終わるというのが意図された配列なのかどうかわからないけれど、いかにも和田さんらしいと思ってしまう。
100点以上の作品が収められているけれど、ペンでのイラストや色つきのもの、グワッシュなどで描かれた絵、エッチング、立体作品と、猫をモチーフにしたものだけでも、これだけ多彩な手法で作られているというのがすごい。
特に、意外で、それでも惹かれるところがあったのが、猫をモチーフとしたテキスタイルのデザインがいくつか収められているものだった。こんなことまで手がけていたんですねえ。
それぞれの猫もリアルタッチのものから絵本の絵のようなものまで、これもとても同じ人が描いたものとは思えないくらい。
巻末にはそれぞれの作品の初出なども記載されているので、読んでいるとオリジナルがどのような形で発表されたのか、改めて確認したくなってしまう。
ともかく、和田さんの猫でいっぱいの本なのだ。
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