紙の本
ねこ、ねこ、ねこ! でも、ぼくのねこはどこ?
2011/10/05 13:54
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wildflower - この投稿者のレビュー一覧を見る
エリック・カールさんの猫本! と偶然みつけて読みました。
作者公式サイトによると原著の発行はなんと1973年。日本版はかなりおくれての1991年に初版、手許にある作品は翌年の3刷とあります。大附瑞枝さんの訳。
ニスをつけた薄紙に彩色を施した色紙を切り貼りして仕上げるコラージュが、本作でも猫たちの毛並みの表現に存分に生かされています。
「ぼくのねこ みなかった?」と問いかけているのは主人公の少年。大切な大切なねこがいなくなってしまったのを探しに出かけます。問いかけるたび、その場にいるひとたちが親切に指さして教えてくれます。その先にはたしかに、ねこがいるのですが……。
ページをめくるたびに、そのねこたちにびっくりさせられます。たしかにねこ。まぎれもなく、ねこ。でもちょっと、いや……かなり、違う!!
たくさんの子ども達の前で読んであげても、膝の上で読み聞かせても、めくった先のちいさな驚きの効果がいい。左ページまるまる堂々と描かれています。色鮮やかでやさしい言葉で書かれているのでおよそ3、4歳くらいから楽しめる絵本ですが、いろんなどうぶつの名前や種類に興味が出てくる幼稚園くらいの子どもたちなら、もっといいかも。これってなんか「ぼくのねこ」じゃないよね、という作者の意図も伝わって、きっと笑いながら楽しめると思います。
それにしても毛並み、目つき、体格、棲むところ。いろいろあるんですねぇ。最後も「これだよ」と示されないのがなんとも上質な作品です。こたえは、ちゃんと、描いてあります。……どうです? みつけられましたか?
どうぞ大人のみなさんも小さな読者さんと同じきもちで探してみてくださいね。
本書はこのタイプとは別に愛蔵ミニ版も出ています。
紙の本
ネコ科の動物
2017/07/07 20:40
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投稿者:(o´ω`o) - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネコ科の動物がたくさん出てきます。子供はネコ科と言う括りが分かっているのか怪しいですが、猫じゃないじゃんとツッコミを入れつつ読んでいます。ネコ科の動物が生息しているであろう、その土地の様々な人たちも出てきて、ワールドワイドな感じも味わえました。
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手のひらより小さな絵本で、ずっと読んできたけれど、もっと大きな猫たちを見たいと思い、手にしてみた。
すると猫たちばかりではなく、猫たちを教えてくれる人たちも同じく様々であり、よく似ていると思った。
ねえ、ぼくのねこみなかった?
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『はらぺこ あおむし』で有名なエリック・カール。
絵が素敵ですね。
エリック・カールの手法で、いつか学校の子どもたちと絵を描いてみたいです。
この絵本では、様々な国や地域のねこ科の動物たちに出会えます。
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0歳の頃から読み聞かせ。初めは小さい持ち運び用の本を購入しましたが、なぜかとても気に入って何度も読まされるので、大きい本も購入してしまいました。自分の猫を探して色々なお国に人にたずねますが、猫っぽいけど猫ちゃない動物ばかり。ネコ科の動物って多いのね!
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男の子が猫を探す旅に。
ネコ科っていろいろあるね。
はらぺこあおむしで有名な
エリック・カールさんの本です。
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いなくなったぼくのねこを探して、少年が世界中のネコ科の動物をめぐる、図鑑要素絵本。おなじみのコラージュで描かれたネコ科の動物と、その土地柄を表現した「ねこを指す人」たち。カウボーイ風だったり、インディアンだったり、牛車をひく人が指差したネコはトラだったりという感じ。
ネコ科の動物は絶滅危惧種が多いので、その土地にずっといて欲しいと願う気持ちもあるのかな。
見つかったぼくのネコがどのコなのか、答えは想像に委ねたラストまでじっくりネコを楽しめる絵本。
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図書館本。
4歳2ヶ月娘と2歳10ヶ月息子に読み聞かせ。
ねこ好きの娘に図書館に行く度にねこの本を借りてくるがこの本が一番お気に入りかな。
2013.3.4,3.8
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最後のページでは「にゃお~かわいい~^^」「ぴょん子はこの子とこの子がいい」「ぴょん太はねーこれとこれとこれと・・・」「ぴょん太ちゃん(多く取って)ずるすぎ!」と猫を選んで大変盛り上がる。
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ねこ科のどうぶつ。たくさんいるんだね。
どの動物よりも強そうなぼくのねこ。
どこで見つかったのだろう。
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僕のネコ見なかったと終始この問で、ストーリーを仕立てました。ネコ科の動物は次から次へと出てきて、そのうち飽きるかなと思いましたが、案外最後まで飽きずに読みました。
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「はらぺこあおむし」の作者の作品でしたよ。ぼくのねこ みなかった? といろんな人に聞いて行くと、みんな次のページの方を指差すのですが、違う動物ばかり。その動物たちの絵がいい感じなんです。で最後にやっと、ぼくのねこがいたのですが、見開き2ページに表紙〜裏表紙の絵と同じ7ひきの絵があがって??なのです。
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「ぼくのねこみなかった?」と自分の猫を探す男の子。見つからない猫を追いかけて世界中の人に聞いて回ると、民族衣装をまとった現地の人々が自分の国の猫を教えてくれる。
鮮やかな色彩とテクスチャで描かれた猫科の動物が次々と出てきて楽しい。
インディアンの人が教えてくれたのがジャガーだったので調べてみると、ジャガーはインディアンにとって神聖な動物だったらしい。
なにそれ面白い。全部知りたい。でも、民族衣装だけで国を特定するのは難しいなあ。
わざわざ言わないところに丁寧なしかけがあって、もちろん知らなくても楽しめるし、知ってるとさらに面白いという奥深い絵本。
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「ぼくのねこ みなかった」
猫、悪戯ばっかりして、誇り高い。とっても可愛い。猫って飼いやすくて、愛しい。愛猫家には、ぴったりの絵本。(2分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ぼくのねこみなかった #エリックカール #おおつきみずえ #偕成社
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いろいろな場所で「ぼくのねこ」を探す本。
子供の反応はいまいちでしたが、読んでいる方は音が面白く、楽しく読めました。
鮮やかな色の猫が印象的です。
猫好きの親御さんにおすすめ。