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この本は純粋に好きで、小学生のころ何度も図書館で借りては読んだ。
家族との絆をたちきってまで修道女になったこと
お金がなくても工夫をして貧しい子どもたちに教育の機会を与えたこと
誰も近寄らない病気の人たちに手をさしのべたこと
日本の金持ちのおじさんの心の貧しさを嘆いたこと(笑)
それと対照に、自分の大切なものをくれようとした日本の子どもの心に喜んだこと
いろんな場面を思い出す。どれも、本当に気持ちがなければできないことだ。
あのころは知らなかったけれど、すごい人なんだよなあ。
また読みたいな。
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マザー・テレサのこともすぐにすきなったな!
結局私キリスト教がすきだったのかもね。今も嫌いじゃないしね。
この人のいう事いちいちが真実に限りなく近い気がして小学生ながらにこの人は私と同じ人間なのかしら?!と信じられなかった。高校生の時にこの人のドキュメンタリ映像を見たけれど、姿を見るだけで泣きそうになるくらいきれいな人でした。人に触れる手がこんなに優しい人がいるんだなあと。
今でもすきなことば。
「なぜ男性と女性が全く同じであると考え、男女の間の素晴らしい違いを否定する人たちがいるのか理解できません。」
わたしもそうおもいます!
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少年少女向けの学習漫画。
幼いころからキリスト教の信仰の篤い家庭に育ったアグネスは、自分の心に従って宣教師になる決意をする。
アイルランドからインドに渡り、修道名をもらった、シスター・テレサは、また修道院でも、優れた教員であった。
汽車の中で、神の声を聞いたテレサは、修道院の塀の外に出て、貧しい人の中に入り、貧しい人とともに暮らす決意をする。
「神の愛の宣教者たち」を創立したマザー・テレサは、「もっとも貧しい人への心からの献身」の誓いを立てる。
しかし、1日に多くの病人を看ても、インド中には何万と数え切れないほどの苦しみに満ちた人がいる。
しかし、マザーはこう考える。
「たったひとりの・・・目の前のひとりの人のことを考えよう」と。
マザーは、今、誰にも看取られず、死にゆく人に対して、精一杯の愛を捧げる。
マザーにとっては、宗教の違いなどどうでもよいことであった。
一部のヒンズー教徒の反対や、政府からの立ち退き命令に対しても、マザーは黙って、病人の世話をし続ける。
マザーによれば、「この世で最も悲しいことは、貧しいことや、病気や、飢えで死ぬことではなく、誰からも相手にされずに、自分はいらない人間だと思い込んでしまうことなのである。」
ものが豊かな現代日本において、本当に大切な物事を見失いつつある私たちの心を呼び覚ましてくれる。