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バスにのって みんなのレビュー

絵本

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みんなのレビュー29件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (7件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
29 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

タイトルとはうらはらに…主役はバスではありません。バスを待つスローな時間です。異国情緒にあふれ、音が聞こえてくる絵とともにじっくり味わいたい

2007/02/07 04:54

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆうたのーと - この投稿者のレビュー一覧を見る

荒井良二さんがご自身の作品でいちばんのお気に入りと、どこかのインタビューでコメントされていました。
異国情緒あふれる、とってもスローなおはなしです。
タイトルは『バスにのって』なんですが、バスが主役ではないんです。

「バスにのって とおくへ いくところです」
主人公は砂漠の真ん中で、バスを待っています。
「まだ バスは きません」
空は ひろくて、風は そよっとしています。
つけたラジオからは初めて聞く音楽。
 トントンパットン
 トンパットン
「まだ バスはきません」
いろんな人が通り過ぎて、夜になり、朝になり…
「きました きました
 砂けむりを あげて
 ようやく バスが きました」
このセリフ、二男はすっかりおぼえてしまい、うれしそうに繰り返しています。
バスのすごい迫力!みどころです。
ところがね…
主人公はどうしたのでしょうか。
運転手と交わすひとことののセリフも効いています。
 トントンパットン
 トンパットン
このリズムがとても効果的に使われています。
荒井良二さんの作品は、いつもどこかから音が聞こえてくるようです。
実家に行ってお出かけのときは駅までバスを利用します。
いつも時刻表でバスの時間を確認するのは長男。
待っている間「あと何分で来るの?」
何回も訊ねます。
ほぼ時間通りにやって来るバスや電車。
日本ではそれがあたりまえですよね。
「電車はただいま3分遅れで運行しております」
そんなアナウンスもよく聞きます。律儀なことです。
日常でも「あと何分?」
長男の口癖のようになっています。けっこうデジタルな奴なんですねぇ。
「あと何分」なんて、うちじゃ誰も口にしないのに。
時間通りも大切だけれど、
たまにはこんなスローなのもいいんじゃない。
そんなことをそっと教えてくれます。
じっくりと味わいたい絵本です。

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紙の本

ゆっくり行こうよ!

2021/12/29 10:26

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紫亀 - この投稿者のレビュー一覧を見る

新井良二ワールドの絵が素晴らしい。
異国情緒満点のお話しで、想像力を掻き立てられます。
変化の速い現代の世の中にあって、「たまにはゆっくりしようよ!」と言ってくれる貴重な本です。

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紙の本

荒井良二さんの刻むゆったりとした時間

2005/05/02 14:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

バスに乗って遠くへいくために、一人でバスを待っている人がいます。
照りつける太陽と小さなバス停
広い空とそよっと吹く風
ラジオから聞こえてくる音楽
トントンパットン
トンパットン
トラックが過ぎ、馬に乗った人が過ぎ、自転車に乗った人が過ぎ、いろんな人が通り過ぎて、夜になりました。バスを待っている人も眠り、ラジオも眠ります。
朝になりました。トントンパットン トンパットンとラジオから、再び音楽が流れ始めます。照りつける太陽と小さなバス停、広い空とそよっと吹く風、そして、ラジオから聞こえてくる音楽、それだけしかない世界です。
バスは来るのでしょうか。バスに乗って遠くへ行けるのでしょうか。そんなことすら忘れてしまうほど、のんびりとした時間が流れています。
音楽のトントンパットントンパットンのリズムに乗って、ゆったりとした時間が流れてゆきます。照りつける太陽と小さなバス停、広い空とそよっと吹く風、そして、ラジオから聞こえてくる音楽、たったそれだけの世界ですが、なぜかそんな世界が恋しくなりました。
多くのものに囲まれ、多くのことに煩わされて過ごしている内に私たちは、いつの間にか物事を複雑にしてしまったのではないでしょうか。トントンパットントンパットンのリズムに合わせて、単純に時を過ごしてみたらいかがでしょう。
荒井良二さんの刻む時がゆったりと流れている絵本です。

「ほのぼの文庫」はこちらです。

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紙の本

やわらかな風の中に、異国の音楽が流れて…

2003/09/07 15:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「バスにのって、とおくへいくところです」で始まる物語。

 砂漠のような場所に、ポツンと立つちっちゃなちっちゃなバス停に、大きな荷物を置いて腰掛ける男の子の姿。

 空はひろく、風はそよぎ、ラジオからはトントンパットン、トンパットンと、初めて耳にする音楽が流れ、ときおり通り過ぎるトラックや自転車、馬にのった人々。

 夜になって、朝が来て…あ、バスが来た!

 ところが…???

 どこか知らない国の、知らない場所で「ぼく」は今も歩いているのかもしれません。
 どこかとおくの、知らない国へむかって。

 大きな荷物の上に、ちょこんとラジオを乗っけて。
 トントンパットン、トンパットン。

 慌しい毎日の中で、ほんの一瞬、異国を旅させてくれる絵本です。

  

  『荒井良二さんのコーナー』 

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紙の本

無意味です

2002/07/25 21:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:郁江 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 絵本は子供の読み物だと決め付けている人 いませんか。
そんなことないんです。いい絵本は 大人が読んでも 子供が読んでも楽しめます。例えばこの本 「バスにのって」は内容はただバスを待っているというものなんだけど、ただ待つという話がどんどん 膨らんでいきます。ゴーという音がして ようやくバスが着たんだなって期待してページをめくると、大きなバスの絵で わっと驚かされます。
 色の美しさや短い言葉の音の転がり 絵の空気感を実感できるのは絵本だけなんです。小説ではちょと無理ですよね。絵本には絵本の楽しみ方がある。大人とか子供という区別は無意味です。

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2004/12/10 10:38

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2006/09/19 13:31

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2008/05/19 15:57

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2008/06/10 13:14

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2008/07/30 10:26

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2010/05/12 11:48

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2010/09/10 16:36

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2010/09/29 13:09

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2011/01/23 07:04

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2011/09/04 17:27

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