- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
エイズと闘った少年の記録 みんなのレビュー
- ライアン=ホワイト (著), アン=マリー=カニンガム (著), 加藤 耕一 (訳)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:ポプラ社
- 発行年月:1992.7
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |
紙の本
涙のわけは
2002/05/24 12:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の時に読んでいたのを、久しぶりに手にとって読み返して涙が出た。
幼いころはわけも分からず悲しかった覚えしかなかったのだが、今はその涙の理由が分かる気がした。
主人公の少年が、ちょっと転んだだけでも命に関わってくる自分のからだをどう感じていたのだろうか。
私は今のところは健康体だが、もし、ひとたび何かしらの病気になって死の恐怖と対面したなら、と思うと少年のひたむきな姿がすごく悲しく思えると同時に誇らしい。
時には非難をあびたこともあるだろうし、周りと違う自分の体を悔しく思う日もあったかもしれない。
それでも、温かい家族の支え、見返りを求めない友達の援助、多くの心優しい人たちに囲まれて彼は戦い抜いたのだ。
少年の年齢を上回った現在、エイズやその他の治療法のない病気、そしてその患者への接し方について考えさせられる。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |