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ダフネ デュモーリアの傑作。冒頭、主人公の「私」が見た、マキシムと暮らした屋敷マンダレイの夢。その描写でいきなりストーリーに引き込まれます。
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上巻読了。
やっとこれから、というところ。
風景描写は好きだけどあまり長いとダラダラと読んでしまうのでペースが落ちる。
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おどろおどろしい。。。
とても怖いです。
サスペンス好きにはたまらないのでは。
翻訳もよかったのかなって思いました。
原書よんだわけじゃないからわからないけど畳み掛けるような口調なのが怖さを助長。
2008.february
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身よりの無かった「わたし」が、20歳ほど年上の
紳士の後妻になり、マンダレイというお屋敷の
女主人となるのですが、そこには先妻レベッカの
存在感が残っていて…。
ゴシックな雰囲気が味わいたくなった時に
読み返したりしています。
ミステリというかサスペンスというか、でもそれだけじゃなく、
情景や登場人物の心理など
とても細やかに表現されていて、読みごたえたっぷりです。
新しい訳でも出ているようだし、それはそれで読みやすいのかもですが
私はこちらの、古めかしい言葉遣いとかが、雰囲気に合っていて好きです。
特に劇的な場面は少ないと思うのですが、全体を通してそこはかとなく
漂っている恐怖感が素敵です。
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話のいたるところに『レベッカ』の存在を感じます。
私自身は『わたし』があまり好ましくないのですが、『わたし』が感じている恐怖はひしひしと伝わってきました。
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ヒッチコックの映画で有名な小説。
その内容はミステリアスで人間の怖さが出ている感じ。
主人公の「わたし」の妄想に振り回されつつも、結構面白くて読み進められました。
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新訳が出ていますが、私はこちらの古風な味わいの訳文の方が、ゴシックサスペンスであるこの作品の雰囲気に合っていると思います。
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高校生の時に読んだ。ヒッチコックの映画になる。
女中のレベッカに対する崇拝する心と、「わたし」の不信感と劣等感が物語を緊迫させている。ものすごく印象に残る作品。
蓋をあけてみないと真実ってわからない。
イギリスの田舎に行った時マンダレイを思い出した。
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学生時代に読み、ビデオをレンタルして観た。
マンダレイに続く緑の道以上に、私の記憶は朦朧としているけど、おもしろかったことは憶えてる。
はっきりとした怖さじゃなく、間接的な表現のこわさ。
メイド頭のおばさん、この人が何よりもこわかったような・・・
そういえば、この文庫、友人のものだったなぁ・・・返していないんだ。
ごめんなさい。
しかし、昔の新潮文庫、文字が細かい。よく読めたなぁ・・・
監督 アルフレッド・ヒッチコック
主演 ジョーン・フォンティン
ローレンス・オリヴィエ
ジョージ・サンダース
1940年
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字も大きくて訳された文体も読みやすいのでサクサク読める。他の訳者さんのも読みたくなる。
次はなんとなく表紙が似てるからロリータが読みたいきぶん
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友人にオススメしてもらいました。
海外モノは独特な和訳に慣れない場合が多くて敬遠しがちでしたが、本書は古めかしい言い回しがかえって不審な雰囲気に似合っててよかったです。
なんの前情報もなく読み始めたので、若く貧しい後妻が美しいお庭を眺めて過ごしたり、日に何度もお茶をするような優雅な日々にしだいに馴染み、最後はマンダレイを取り仕切るという、彼女の出世物語を描いているのかと思ってしまい、使用人とも次第に打ち解けられるのかなーなんて、お気楽な想像をしていました。
が、なんだか不穏な空気が漂い始め、謎や疑惑が次第に色濃くなり・・・極めつけは上巻のラストシーン、前妻の化粧室での使用人頭と主人公の対話が恐ろしく、恐怖に駆られました。
だって、死んだ人間の、洗っていない寝間着やブラシ・・・気持ち悪くてぞっとするでしょう。コレ、ホラーだったのね。
白い小道や薔薇園など、自然の情景描写が美しければ美しいほどそれとは対照的に、館全体に張り巡らされた妖気が際立っていきます。
名作といわれる格を感じる作品でした。
下巻気になる、けどコワイ。
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新訳も出ているみたいですが、大久保氏は他のデュ・モーリア作品も数多く手掛けているし、旧訳でいいんじゃないですかね。少し古風な日本語の感じと物語の持つゴシックな雰囲気が絶妙にマッチしています。
山田風太郎が小説の中で"デュ・モーリア女史"と言及するほどの愛読者だったとは知って、再び興味が湧いてきたのですが、なるほどさすがのストーリーテラーっぷりです。