紙の本
1001話目
2018/09/02 20:26
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投稿者:ヒケシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ショートショートの神様、星新一の1001話目が載っている本だったそうです。
知らずに読んで、あとがきで知りました。
表題になった話が示すように、民話調の話を目指して書かれたもののようです。31話掲載されています。
もし、星新一を初めて読む方なら、この本はずっとあとにしたほうがいろいろ感慨深いのではと感じました。
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難しめなショートショートが多い。
好きなのは「神殿」
未来や宇宙の話が断然おもしろい。
このショートショート集はそれが少ないので、あまりおもしろくなかった。
民話をネタにするというのは新しい試みではあったけれど。
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どうしてもつまらない。星新一の民話調はなんだか中途半端で、オチもしっくりこない。わかりやすく意外な結末、を期待していた自分としては、本書は理解できないし退屈だ。
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ショートショート31篇
親切 お寺の伝説 王さま 事件の発生 こころよい人生
小さなお堂 酒の上の会話 秘密 なにか異様な ふしぎな犬
出現 双眼鏡 音色 永遠の青春 影絵
さもないと 指紋の方程式 来訪者たち ある人生 領主の館
花 征服の方法 旅の人 手段 青年とお城
ケヤキの木 神殿 行事 つきあい 応対
どんぐり民話館
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再読。
星新一を読むのは7、8年振り。
昔読んだ時ほどの衝撃が今はあまり無い。
やけに説明的な台詞も読んでいて違和感。
でも好きなんだよ~。
星新一のブラック加減が。
特に「応対」という話が面白かった。
でも星氏作品で一番好きなのはたくさんのタブーに収録されている「おかしな青年」です。
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「トイレの中で読書をしよう」シリーズ。こどもの頃に星新一はコンプリートしたはずだが、本作は記憶が無い。深すぎて(懲りすぎて)わかりにくいお話もあるが、総じて快適なショート・ショートである。
本作はショート・ショート 1,000作目らしい。すごいな、星新一。
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星新一が1001篇を達成した記念のショート・ショート集。
正直に言うと、これまで読んできたものよりは、ちょっと民話っぽくて、キレがない感じ。うがった見方をすればネタが尽きてきてたんじゃないかと思わせるような印象を受けました。ちゃんと読み込んでないせいかもしれませんが(^_^;)
でも例えば「影絵」なんかはモチーフとストーリーが調和していて、やはり1001篇を書いた方なんだな、と思わされました。
……それにしても星新一の作品、全部読破できるかなぁ。
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星新一を読む度に赤川次郎を思い出すわ…。積ん読本を読んでる時に、やたらこの手のライトな本を買ってしまうのはどういうわけでしょう…。
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「どんぐり民話館」5
著者 星新一
出版 新潮社
p118より引用
“タブーを犯したことへの決算は、どこかの段階で帳消しとなり、
そのおつりがつきまとっている。
そんなことは、まあ、夢にも考えないだろうな。”
ショートショートの代名詞とも言える著者による、
短編寓話作品集。
お寺のお話から刑務所での話まで、
不思議な雰囲気のお話が盛り沢山です。
上記の引用は、
とある木こりの青年の話の一文。
著者の父の伝記を読んだ後だけに、
色々と考えさせられる一文だと思うのは私だけでしょうか。
著者の父を苦しめた人達の子孫へのメッセージなのかなと、
そう思ってしまうのは私の考え過ぎなのかもしれません。
あとがきには、
この一冊が1001編の記念の本だそうです。
読者に飽きられることなく1000編以上の作品を生み出した著者は、
改めて偉大な作家であると思います。
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星新一の作品を読んだ人それぞれに印象に残る何かがあって、読んだ人がそれを他の人に語るとき、それぞれ違った民話館になるという解釈もありかなと思った。
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『言葉は魔法に代われる』
星新一は色褪せない。読み終わると僕の低能加減に心底落胆する。朽ちない世界観とまだ現代ですら追い越せない革命的構想に感服の極み。
31編のクライマックスに想像力は鍛えられる。
3/172
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いつも通り、星新一らしい風刺のある内容。
ただこの本は、気のせいか、いつも以上に社会に対する皮肉がかった内容が多かった。
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星新一さんのショートショート集、半分くらい読んでいますが、今の所これが一番好きです。
好きな作品ランキングに出てくるようなキレのある作品はないものの、いかにも星新一らしいシニカルさと、円熟した人生への見方が同居しており、一編ごとに違った魅力がある短編集です。
目新しい感じをお求めならお勧めはしませんが、力みを全く感じさせない筆致は1001編越えならでは。見事としか言い様がありません。
人生の大先輩が孫に語る物語。そんな感じを受けました。
個人的には「影絵」と「応対」が好きです。
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2014.3.6(木)¥157。
2014.4.2(水)。
重複購入 2017.3.2(木)¥130(-2割引き)+税。
2017.3.18(土)。
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星新一さんの作品の中でも多分珍しい現代の民話たちです。お城と領主と青年と、そしてときどきお姫様が出てきます。そしてなぜか主人公ワタシは青年の係です。
読む力が衰えて来ているのか結末の意味が話から作品もいくつかありましたが、それでもやっぱり星新一さん。楽しく読ませていただきました。