犬の学問 みんなのレビュー

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投稿者：あう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　「人間の私なんかが本当に読んでもいいのかしら？」なんて、犬たちの秘密の世界を覗き見するようでドキドキしながら読みました。
　一応この本の著者は津田さんとなっていますが、実はポピー・N・キタインさんの著書です。ポピーさんは、犬の生活研究家で、全日本せっせっせ協会会長でもあります。そして立派な犬です。書いたのも犬なら、読者対象も犬と想定して書かれてあるので、読んでいてとても楽しいです。冒頭から、「鼻を黒くして待っていてくださったみなさま　おまたせしました」と、こうこられた時には本当に参りました。

　犬のための学問の本ということで、文学、数学、保険、理科、などなどたくさんの分野について書いてあります。「犬の文学」のページでは、『桃太郎』のお話が取り上げられていますが、当然、主役は桃太郎ではなくお供だった犬のタローさんとして書かれてあります。また、「犬の数学」のページでは、“ごはん算”や“ほね算”なるものが登場します。犬の数学では、1−1=0ではないんですね。なるほど！　と、妙に納得するものがあります。

　絵もとても可愛いですが、文字が全ページ手書きなところにまた可愛さと親近感を感じます。これを読んで、ますます犬が大好きになりました。

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投稿者：ケロン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ワンちゃんの生活の上で大事な知識を教えてくれる本です。
といっても、ワンちゃんがワンちゃんに教えているので、堅苦しさは一切なく、かわいいイラストと相まって楽しく読める本です。