サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

白銀の神話 魔界水滸伝外伝 本能寺の巻 みんなのレビュー

新書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー2件

みんなの評価3.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本

サイキック・ツインの名の下に、これもやはり『魔界水滸伝』だったのだ

2016/04/07 16:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

ほぼ、本能寺の変だけが描かれた『白銀の神話』の最終巻です。
まあ、前半には安土城での異形の者どもを集めた最後の宴に、濃姫とのこれまた最期の交わりだとかといったくだりもあるので、純粋に本能寺の変だけとは言いにくいところはありますが、それでもやはり何と言っても本能寺の変がメインなのでしょう。
と言っても、史実にあるような話ではなく、あくまでも信長と蘭丸(に、姿を借りたサイキック・ツイン)の最期というわけですが。
ほとんど信長・多一郎・八岐の独白が綴られているかのような1巻になっていますが、ここで語られていることはやはり『魔界水滸伝』本編に繋がっていくことですし、もっと言えば、栗本作品のどれにも通じるところ(一人の作家が表したものだから通じると言えば通じるに決まっているのですが)の多い独白で、これもまた栗本ワールドなのだというのを実感してしまいます。
本編から続いている永井豪の絵も、カバー絵の蘭丸は血の赤も鮮明で美しいと言えますし、口絵の鬼火や本能寺を取り囲む明智軍は一幅の絵として見応えがあり、さらに登場する蘭丸は文字にして語られているよりも妖しい姿をしています。
これですべて終わり、と思っていると、最後の最後に前巻に続いて出雲の阿国が登場します。著者としては、ここで阿国を登場させることにそれなりの意味があったのでしょうが、信長が多一郎に戻っていくところで終わりでも良かったのかなあとも思います。
いやあ、でもともかく、こんな信長もありなんだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2018/08/04 16:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2 件中 1 件~ 2 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。